2020年 10月 の投稿一覧

東京と神奈川県まで桐たんすのお届けでした。

今週は水曜日の愛知県に次いで2回目の桐たんすのお届け。今日は、東京と神奈川県まで桐たんすのお届けに行って来ました。

起床は午前4時。真っ暗。訳あって早く帰らなければならず、一軒目のお客様のお届けは午前8時~9時のお約束。環八の渋滞もあり、到着は予定通りの午前8時。再生した桐たんすんをお届けさせていただきました。K様、本当にありがとうございました。

その後は、首都高速と湾岸線を走り横須賀まで。途中、潮の匂いが漂い、あー海だ。今年は久しぶりに海の匂いを嗅ぎました。そして午前10時前に、2軒目のお客様のご自宅に、再生した桐たんすのお届けでした。I様、ありがとうございました。

その後は、ナビに従い川崎市まで。午前11時半のお約束で、少し待ちましたが、T様のマンションに小袖の和たんすをお届けさせていただきました。T様の和たんすは、別注で着物用の板盆と帯用の板盆、帯締め盆が2枚、そして小物用の空間と引出しという拘り。上手くまとまった形になりました。T様、本当にありがとうございました。

帰りは、いつもの三芳SAで遅い昼食を取り、ダッシュで工場まで。少し遅くなりましたが、何とか早く帰れました。今日も一日、ありがとうございました。

桐たんすの組み立て 愛知県T様の和たんすを作る2

昨日から始まりました愛知県T様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、昨日は、下台の内側の棚板が入る溝を、溝堀カッターで彫るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

タイコにサンを付けていきます。サンの裏にのりを塗っていきます。

タイコに衣装盆の幅の型を置き、その次にサンを置いていきます。

サンを置いたら、ドリルで穴を開け、木釘を打って止めていきます。

ゲス板(観音開きの中の小引き出しが入る部分の下になる板)に忍び鍵を付けていきます。

忍びを付けたら、ツカにのりを塗ってツカを立てていきます。

少し進んで、立側を立て、下台の内側の丸になる部分を付けていきます。小さなハタガネで締めていきます。

上台の本体に、タイコ、中棚を組み合わせたものを組み入れていきます。

本体を寝かせて、裏板を打つ前に、定規を当て、上板、中棚が平らになっているかを確認しています。

今日は久しぶりに暑いくらいの気候でした。今日も3分板を一日中、切り続けます。かなりの数の板を切りましたので、月曜日からはホットプレスで、反りや狂いのある板を熱で平らにする作業です。

明日も全力で頑張ります。

板入れ完了。

昨年の10月に干して、1年間じっくりと板の渋を抜き、板の狂いや反りを出すだけ出し、天日で十分に乾燥させた桐板を今日、板小屋に入れました。

週明けは雨の予報なので、今日中に何とかやっておきたかった作業。今週は晴れ間が続いたので板も十分乾いています。ただ、午前中に小さな傘マークが出ていたのが気になり、始業と同時に板入れにかかりました。

まずは3分板から順調に小屋に入れて行きましたが、段々と空が怪しくなり、9時過ぎにはポツポツから雨が降りだし、ここで中止。その後は、すぐに晴れたのですが、様子を見ながら、今日は無理かな~と午後3時まで仕事をしていました。

3時の休憩を過ぎ、弟が「板いれする?」との事で、板入れ再開。もう、日が暮れるのが早いので、終業の午後5時ギリギリまで板入れ作業を行い、何とか終えることが出来ました。これで、この板で一冬越し、来年までこの板を使います。

この後、秋に仕入れる予定の丸太を見に行き、仕入れてくる予定です。明日も全力で頑張ります。