山口県F様からご注文いただきました桐チェストの制作ですが、立側が立ってきました。
立側に棚板をはめ込み、上板と側板のホゾを組み、ツカを立てて本体を固めていきます。ツカをしっかりつけるため、シャコ万で締めて固定しています。

今回のチェストは四方丸なので、四方の角の丸をカンナで、削って作っていきます。

チェストの本体が立ったら、上板をカンナで仕上げていきます。

仕上げる前には必ずカンナを研いで、研いだカンナの刃をカンナ台に入れて、刃の出具合と裏金の入れ具合を玄翁で叩きながら調整していきます。表の明るい方を向いて行います。

本体の裏板をカンナで仕上げていきます。

本体、四方丸の内側に丸を、小刀で削りながら作っていきます。

今日も穏やかな一日でした。今週は出張で留守にした日があり、あっという間でした。明日も全力で頑張ります。