静岡県T様の桐チェストを作る4

静岡県T様からご注文いただきました桐チェストですが、本体が完成し、引出しに入っていきます。

引出しのホテ板(側板)の内側、外側を決めて鉛筆で印を付けています。

引出しのカガミ板(前板)を仕込んでいます。仕込むとは、引出が入る場所にカガミ板を当てて、ピッタリと隙間がないように合わせて行くことを「仕込む」と言います。

大引き出しを、入る場所にぴったりと当てながら、引出しを仕込んでいきます。今回の引出しの前板は、お客様の好みにより「板目」を使っています。

引出しを仕込んだら、引出しの枠を固めていきます。ハタガネを締めながら木釘を打って止めていきます。

大引き出しの先板とホテ板をホゾで組んで、木釘打って止めていきます。

今日は、村上市まで再生した桐たんすをお届けしてきました。新潟県は縦に長いので、村上市までは途中、高速を使っても約1時間半。との粉仕上げで仕上げた桐たんすは、新品同様に仕上がり、喜んでいただけました。S様、ありがとうございました。

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