ここ数日雨が続き、なかなか行くことが出来ませんでしたが、今日だけは晴れ予報でしたので、今日を狙って、先週、新潟県津南町で仕入れてきた桐丸太の木はずみに、製材所まで親方と行って来ました。

「木はずみ」とは、丸太を検分して、どこが曲がっているか、どこで切ったらいいか、何分の厚みで製材するか、などを、桐丸太1本1本を見ながら、墨を付けて行く作業です。

この作業が、桐たんすの良し悪しに影響を与える、そんな気もする作業です。ある程度は、先週、丸太があった土場で見て、検討を付けていたのですが、1本1本並べられると、若干、変わって来ます。
今回は、56本という結構な数ですので、親方と2人で、ああでもない、こうでもないと言いながら、作業を進めました。
結構な時間と、労力。かなりヘトヘトでした。あとは、製材所に指示通り製材してもらい、雪が降らないうちに、板を干したいのです。
昨年は、11月10日に干したのですが、今年はそれ以上に遅くなってしまいます。何とか、早めに干したいものです。