桐たんすの組み立て 山口県M様の和たんすを作る6

山口県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、今日が最後です。昨日は、立側が完成して衣装盆の制作に入るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

衣装盆(ヘギ)のホテ板をカンナで仕上げていきます。

衣装盆のカガミ板(前板)をカンナで仕上げていきます。

衣装盆の枠を固めていきます。ホテ板と先板を木釘で打って固めていきます。

ホテ板と先板を固めたら、カガミ板(前板)を打つ準備をしています。

衣装盆の枠を最初に固めていきます。

衣装盆の底板を木釘で打ち終え、一枚一枚確認しています。高さ2m36㎝で、衣装盆が20枚の和たんすです。衣装盆だけでもかなりの枚数です。

観音開きの扉を本体に当てながら仕込んでいます。仕込むとは、本体に扉がぴったりと合うように、カンナで削りながら調整していくことを仕込むと言います。三つ重ねですから扉が6枚あります。仕込むだけでも大変です。

扉を仕込んだら、カンナで仕上げて完成となります。その後、塗装、金具付け、調整、点検、梱包してお届けになります。お届けもお客様のご自宅で三つ重ねられるのか?心配です。

昨日、今日の2日間、奥様はホットプレス。(反ったり曲がったりした板を熱で真っ直ぐにする機械で作業)を行っています。今日は、何でも気温30度を超え、灼熱との戦いでした。ありがとうございます。

明日も全力で頑張ります。

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