桐たんすの組み立て 宮城県M様の整理たんすを作る5

宮城県M様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、カガミ板(前板)を仕込んだところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

昇降盤でホテ板のホゾを取る部分に、ノコを入れます。(2本の線がノコを入れたところ、ノコを入れた上下の部分を、昇降盤で取っていきます)

昇降盤で取っても、際(ギリギリ)の部分までは取れないので、最後は、ノミできれいに取っていきます。

カガミ板とホテ板、そして先板。カガミ板は蟻組み、ホテ板は蟻組みとホゾ組、先板はホゾ組を取ります。

ホテ板のホゾ組を取って残った凸の部分の頭(先)の部分を、入れやすいように玄翁で少し叩きます。

引き出しの枠を固めていきます。カガミ板とホテ板の蟻組みを組み合わせますが、まずは玄翁で少しずつ叩いて入れていきます。

その後は、打ち当てを当てて、玄翁で叩いて入れていきます。

引き出しの枠が固まりました。

直角の定規を当てて、角がしっかり直角になっているかを確認していきます。

直角になっていないと、引き出しが本体に入りません。

修理中のたんすの上に置かれた道具。何だか絵になるなと思い撮りました。

明日も全力で頑張ります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

オリジナル無料カタログ・プレゼント

桐の蔵の商品をいつでもどこでもゆっくりとご覧になりませんか?
桐たんすの違いや仕様まで、わかりやすく細かく説明しています。

・桐たんす・桐チェスト 全74竿掲載
・A4版 全95ページのボリューム
・豊富な写真と細かな説明でわかりやすい

お申し込み後、1週間ほどでお届けいたします。
ぜひ、あなた様の桐たんす選びにご活用して下さい。


無料カタログ請求