桐たんすの組み立て 神奈川県K様の整理たんすを作る

大寒に入った新潟ですが、今週は気温が高い予報です。

今日からは、神奈川県のK様からご注文いただきました整理たんすの制作をお伝えしていきます。K様は、この整理たんすと一緒に、上下開きの和たんすのご注文も合わせて頂いております。K様、ありがとうございます。

まずは、木取り(部材)を出してもらいます。

そしてこの図面をもとに、整理たんすを制作していきます。図面には、細かい寸法などは入っておらず、大まかな図面ですが、これをもに、お客様からご注文いただいた整理たんすが作られます。

長さ切りでぞれぞれの部材を切り分けた後、それぞれの板をカンナ掛けしていきます。これは棚板をカンナ掛けしています。

また定規を当てながら平になっているかを確認しながら、棚板をカンナ掛けしていきます。

棚板の立側に入る部分を毛引きで印を付けていきます。

その部分を胴突きで切っていきます。毛引き、胴突き(のこぎり)は、よくセットで使っていきます。

胴突きで切ったら、型を当てながらノミできれいに仕上げていきます。型は反対側が留め型、その反対が直角になっています。

立側、上板、地板のホゾを取った後、ツカが入る部分をモノサシで測り、ツカの入る部分にシラガキで印を付けていきます。

今日は、今まで切り貯めた板の反りや狂いを熱で取っていく「ホットプレス」を行います。これは奥様の担当で、熱で反りや狂いを取った板を、どの長さのから、どう積んでいくのか等、段取りと頭を使う作業です。

一日では終わらない量なので、明日も行います。

明日も全力で頑張ります。

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