桐たんすの組み立て 福岡県I様の和たんすを作る3

長かったゴールデンウィークもやっと終わりました。私は少しの時間ですが毎日工場に行き、一人で仕事をしてストレスを発散しておりました。ニュースでも言ってましたが、もう10連休はいらないですね。

さて、連休前から止まっていました福岡県I様の和たんすの制作の続きです。10日も前なので忘れていますが、上台と下台の立側を立てたところまでをお伝えしましたが今日はその続きです。

上台の立側を逆さにして、下台に重ねた時にピッタリと隙間なく会うように、重なりを定規を当てながら削っていきます。

定規を当てながら、重なり部分を平らに仕上げていきます。

前部分、両脇部分、後ろと四方に定規を当てながら、真っ直ぐかどうかを確認しながら削っていきます。

四方とも平らに仕上げていきます。

その後は、重ねのサン(上台と下台が重さなる部分、下台の上板にズレないようにサンを打ちます)をしっかりと噛み合わせるように、毛引きで寸法を取り、サンを打っていきます。

重なる部分に重さなりがズレないようにサンを打ちます。


サンを打つ場所は毛引きで取って印をつけます。

重ねのサンを打ったら、立側を重ねて横にして、長ハタガネでズレないように固定して、立側を横にして一気にカンナをかけて立側を仕上げていきます。

立側を横にして長ハタガネで固定して、立側を一気にカンナで仕上げます。

立側を仕上げたら、上板、地板、全面とすべての部分をカンナで仕上げていきます。そうしたら、立側は完成です。その後はたんす本体が乗る台輪を作って、その後、引出し周りに入っていきます。

立側が立ったら、引出し周りに入っていきます。

引出し、衣装盆の材料を出してもらい、長さ切りでそれぞれの材料を各々の長さに切り分けます。そして次に、その材料をカンナ掛けしていきます。

引出し周りの材料を切った後は、それぞれをカンナで仕上げていきます。

今日の私は、午前中は裏板、地板を削り、板を組んでいました。午後からは柾を切り、柾割機に通す前までを行いました。

柾を切り、印をつけます。


明日は柾割機に通します。

9日間のお休みでしたが、毎日のように工場に来ていましたので、今日は問題なく動けましたね。
明日も全力で頑張ります。

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