桐たんすの組み立て 福岡県I様の和たんすを作る2

世間では今日から10連休の始まりです。確かに今朝、出勤する時は車が少なかったようですが、桐の蔵の工場のある団地は、ほとんどの会社が仕事でした。

桐の蔵は今日の土曜日は仕事で、明日から9連休という夢のようなお休みです。

昨日は、上板を木殺しして本体を固める前まで行ったのですが、今日はその続きです。タイコを立てて、組む部分にのりを付け、上台を固めて行きます。

タイコにのりを付けて組む準備に入ります。

タイコを上台の立側の中に入れ込み、上板をホゾで組んでいき、地板をはめ込んでいきます。

上台の立側にタイコを入れ込み、地板をはめ込んでいきます。

その後、上台の上下を逆にして地板を止めるために、長ハタガネでしっかりと締めていきます。

上台の立側を上下逆にして、長ハタガネで締めていきます。

その後は下台も同じようにして固めていき、固めたらホゾ組の出た部分に水を塗って、木口がカンナをかけたら、ボソボソにならないようにしていきます。

下台のホゾを組んで、出てきたホゾに水を塗ります。(出てきた部分は木口なので、水を塗ってかんなをかけるとバラバラにならないのです)

して、下台のホゾ組の部分をカンナで仕上げ、下台みんなを仕上げていきます。その後は、上台もカンナで仕上げていきます。

下台をカンナで仕上げていきます。

そして今回のたんすは四方丸ですので、下台、上台の四方をカンナで丸めていきます。その後は、上台と下台を重ねるために、重なる部分を平らに仕上げるために、定規で平らになっているか確認しながら仕上げていきます。

四方丸なので、下台の両端をカンナで丸く仕上げていきます。


上台と下台の重なる部分は、定規でしっかりと真っ直ぐかどうか確認します。

今日の私は、ホットプレスを終えた、「立側」、「裏板」、を自動で荒削りし、あいばを擦って、組んでいました。
今回の板は、広くて大きな板が多くとても良い板です。

立側の板を組んでいます。

さて、明日からは桐の蔵も9連休ですが、私はさすがにそんなには休めません。明日からもしばらくは工場に行ってやることが多いですね。

明日からも全力で頑張ります。

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