上越市まで桐たんすのお届けでした。

昨日から快晴の天気が続く新潟は、今日も気温が上がり夏日の予想もあるなどいきなりの天気で体が付いていきません。

そんな中、午前中は上越市まで桐たんすのお届けに塗装職人・石山君と一緒に行ってきました。出発は始業時間の8時少し前。燕三条から高速に乗り約1時間で、上越市に到着です。

下ニの洋服たんすと上開きの和たんすの2本セットでした。

今回のお客様は、まだ雪が降る2月に、桐の蔵のショールムまでお越しいただき、洋服たんすと和たんすの2本セットをお求めいただいたのでした。

そして今日、2本セットの桐たんすをお届けに行ってきました。H様からは、桐たんすをお求めになったきっかけのお話や、お母様のお話など聞かせていただき、本当にお世話になりました。ありがとうございました。お届けの後、お茶とアイスクリームをいただき、ご集金をさせていただき、ご自宅を後にしました。

そして午後からは、またしても数日前から天気予報を見続け、本当は明日、柾干しの作業を行う予定だったのですが、予報が変わり明日は曇から雨の予報に。急遽、今日の午後から柾干しを行うことにしました。

小分けされた柾板を干す場所まで運びます。

工場から少し離れた場所にある柾を干す場所は、つるが生える場所でまずは、つるを鎌で取ることから始まります。
そして製材を終えた柾が、数枚ずつ紐で結ばれた柾の束を持って干す場所まで行き、柾を干す櫛に、手で一枚一枚入れて干していくのです。

一枚一枚、手で干していきます。

今回は、29本の丸太を柾に製材したので、製材した柾板は何枚になるのでしょうか。長い丸太を切ったり、長いまま柾引きしたりしたので、見当も付きませんが、柾引きにすると一枚の厚さは約5mm。数百枚から千数百枚っていう感じでしょうか。

今回は、長い柾が多かったです。

今日は全職人5人で半日でやっと終えることが出来ましたが、3時の休憩もゆっくり休まず、かなり一人ひとりが頑張ったおかげです。皆さん、ご苦労様でした。

これで連休前、そして梅雨前に並板も干して、柾板も干し終えました。後は梅雨の暖かい雨に当て渋を抜いて、天然乾燥をして来年の春までじっくりと待ちます。毎年、梅雨前に板干しを終えることが決まり事になっている私ですが、今年もお陰様でやり終えることが出来ました。

明日も全力で頑張ります。

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