強風の影響と木はずみと。

昨日の夜から新潟は強風、雷、雨の大荒れで、床についたのですがあまりにもすごいために、なかなか寝付けず、寝不足のまま朝を迎えました。

薄っすらと雪が積もった工場。

起きてみれば屋根が真っ白。また、雪です。朝食を済ませ、工場に行けば案の定、屋根に干してあったホテ板が相当下に落ち、尚且、雪にまみれ拾おうにも手がかじかみます。

屋根から落ちたホテ板。

そうこうしていると、近所の借りている板干場の板が飛んでいると電話をいただき、行ってみると板を干すサンが強風で崩壊し、板が下敷きに。道路にも板がはみ出していたとのことでご迷惑をおかけしました。

強風で崩壊した板干しのサン。

そんな季節外れの天気の一日のスタートでしたが、明日からは展示会で名古屋まで向かうため、何とか今日のうちに2回目の「木はずみ」を行いたいと思い、午後からは小雨の中を親方と製材所へ向かいました。

今日届いた44本の丸太。

先日は「柾丸太」の木はずみを行いましたが、今日届いたのは「並丸太」44本です。44本の丸太を、1寸5分、1寸1分、8分、7分、3分とそれぞれの厚みに製材するため、木の大きさや木目の数、曲がっているか真っ直ぐかなどを見て、どの木をどの厚みに製材するかを決めていきます。44本を木はずみするのには結構な時間がかかりましたが、雨も降らず順調に行えました。

丸太の切り口に何分で製材するかを書き、曲がっている部分を見て切るところに線を入れます。

44本あると、どの木をどの厚みに製材するかを見極めるのはなかなか難しいです。親方に相談しながら進めるのですが、いつも難しいと感じます。まだまだ勉強ですね。

先日木はずみした柾丸太が、みかん割されていました。

明日も全力で頑張ります。

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