桐たんすの組み立て 大阪府K様の和たんすを作る

今日からは大阪のK様からご注文いただきました和たんすの制作をお伝えさせていただきます。

図面と木取りを出して、木取りの部材をそれぞれの長さと幅に切りそろえて、各部材を手カンナで仕上げ、ホゾを取ったところまで過ぎてしまいましたが、そこからお伝えします。

今回は、下四と呼び、大きな引出しが4段と観音開きの中に、丸盆が7枚と小引き出しが入る和たんすです。丸盆が入るタイコのサンの計算をしていきます。

タイコのサンを計算しています。

下台の引出しが入るところを計算し、棚板が入る部分に定規で墨をしていきます。そして棚板が入る前の部分に、毛引きで墨をしていきます。下台の棚板が入る部分をカッターで溝を掘り、引出しがスムーズに出し入れできるように、ロウを塗ります。

棚板が入る部分に定規で墨をしていきます。


棚板の総面の部分を作っています。


引出しが入る部分にロウを塗っていきます。

棚板の先の総面の部分を作っていきます。そして上板にタイコが入る溝を掘り、タイコを入れる準備をしていきます。

棚板の総面の部分を作っていきます。


上板にタイコが入る溝を掘っていきます。

下台の棚板が入る先の部分(総面)の部分を作っていきます。

立側の総面の部分を作っていきます。

今日の私は4分板を切り、中棚を作っていました。奥様は、ホットプレスで板を熱し、狂いを取っていきます。

ホットプレスを待つ板。

一日中やっていたのですが、切った板が多いので今日中には終わりませんでした。明日もホットプレスです。

ホットプレスをして狂いを取った板。

明日も全力で頑張ります。

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