桐たんすの組み立て 東京都S様の和たんすを作る 3

立春も過ぎ昨日は季節外れの春一番、そして今日は小春日和と2月とは思えない天気の新潟です。

雪もなく陽が差している2月です。

昨日は上台、下台の立側を固めたところまでお伝えしましたが、今日はその続きです。上台の立側を固め、次に裏板を打つのですがその前に裏面が平らかどうかを定規で確かめて、平らになるようにカンナで削っていきます。

裏板を打つ面が平らかどうか、定規で見ています。


平らでなければ、カンナで削って平にしていきます。

その後は、上台の裏板を木釘で打っていきます。

ドリルで穴を開け、木釘を打っていきます。

次に下台に入ります。下台は引出しが入るところですので、引出しと引出しの間には棚板が入ります。裏板が付くと見えませんが、裏板を打つ前の棚板は空気を通すための空気穴が棚板にあります。引出しを入れると、他の引出しが飛び出てくるのはこの空気穴の影響です。

下台の裏板を打つ前です。 棚板に空気穴が開けてあります。

そして下台の裏板を木釘で打っていきます。木釘で裏板を止めたら、次は裏板をカンナで仕上げていきます。

下台の裏板を打ち、カンナで仕上げていきます。

上台と下台の裏板をカンナで仕上げたら、次に本体を寝せて上台下台を長ハタガネで固定して、立側をカンナで一気に仕上げます。

本体を横に寝せて、ハタガネで固定し、カンナで一気に仕上げます。

今日の私は、柾を切り、ヘギ底を削っていました。午後からは、ポカポカ陽気でストーブの切ったほど。
明日も全力で頑張ります。

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