桐たんすの組み立て  別注のチェストを作る

今日は、朝から桐たんすの本体である「立側」と呼ぶ板を自動(自動カンナ)に掛ける事から始まり、立側を組むところまでを午前中一杯で終わらせました。


奥様が貼った、ヘギ底

奥様は、今日は下三の裏板を貼り、その後はヘギ底をずっと貼ってもらいました。お蔭で、足りなかった木取り(部材)も少しずつですが補充されてきました。

私の仕事も、先が見えてきましたし、木取りも全てではありませんが、揃ってきましたので精神的に楽になってきました。
そんな気持ちだったので、周りを見る余裕も出てきたのでしょうか、弟の鈴木(伝統工芸士です)が作っている別注のチェストが目に入りました。


幅1m50cm 高さ30cmのc別注のチェストの上板と地板


ツカの入る所を溝を彫っています。


その後、3分ノミで先の方をしっかりと取っていきます。


ツカの入る部分を少し削って、入りやすくします。


上板と側板はホゾ組です。

このチェストをご注文いただきましたお客様は、電話でのご注文だったのですが、最初は、チェストの上に「寝転びたい」とのお話でした。何度か話を進めていく内に、座布団を置いて座りたい、そして下に引き出しを付けてとのご要望でした。


これが図面。これに従って作ります。

何度か図面のやり取りをして、ご注文をいただき、只今、製作中です。今までにあまりないチェストですので、興味津々です。
この続きもまたお伝えできればと思います。

明日も、全力で頑張ります。

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