桐たんすの木取り   引出しの底板とヘギ底

今日は、先週末から続いている引出しの底板づくりからスタートです。引出しは、横に長いので二回に分けて、板を貼っていくのですが、まずは、一回目に奥様が貼ってくれた板を三枚セットで順番も狂わないように、自動(自動カンナ)に通して削っていきます。


超仕上げを掛けた引出しの底板。3枚を貼るように印をつけます。

その後は、超仕上げという(自動カンナ)よりも、仕上げが手鉋に近い仕上がりになる機械に通して、引出しの底板を仕上げます。(最終的には手鉋を掛けて仕上げます)

その後は、もう一度、傷があるかどうかを確認して、あいばを擦るのですが、ここでも神経を尖らせて、木裏、木表の傷の有無を確認します。そうして大きな木目が三枚揃った一枚の底板を、大きなハタガネで貼っていくのですが、それは明日の奥様の仕事。


ヘギ底を自動にカンナに通します。

私は、そこまでやって、すぐに衣装盆(ヘギ)の底板づくりに入ります。
これもかなりの枚数のヘギ底を自動(自動カンナ)にかけ、あいばを擦って、ヘギ底と衣装箱用の底板を組みます。


ヘギ底を組んでいきます。

今日は午後からは出かける用事もあり、結局、ヘギ底組み始めたのは午後三時過ぎ。それでも、慎重に手際よく組み始め、何とか終業の午後5時までにヘギ底71枚と、衣装箱の底板7枚を組み終えました。


組み終えたヘギ底。

今週いっぱいが木取りの山。何とか今週で木取りを終えて、次の段階に行きたいです。
明日も全力で頑張ります。

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