桐たんすの木取り  底板と木はずみと。


貼り付けを貼った棚板。 奥様は仕事が早いです。

ここ数日、足りなくなった板(部材)を作るのに、必死です。今日は、昨日奥様に貼って頂いた棚板を、さらに奥様から貼り付けを貼ってもらい、私はその間に、残った引出しの底板を削る作業へ。


引出しの底板を組んでいます。 木表、木裏を確かめ大きな木目三枚で組みます。

今日の段取りで、何とか午前10時から引出しの底板を組んで、一枚でも多く今日の内に組んでおきたいと、必死かつ慎重に底板を組み、約半分組んだところで、午前中が終わりました。


お昼休みに自動の刃物を交換します。

午後からはやる事が目白押しのため、お昼休みに自動(自動カンナ)の刃物を交換し、午後からの仕事に備えます。

午後からは、奥様に貼り付けを貼っていただいた棚板の厚みを最終的に決めるため、刃物を変えたばかりでテロテロの自動(自動カンナ)を掛けます。これで、やっと棚板が完成し、ホット一息付く間もなく、束の間の晴れ間を縫って、親方と共に地元の製材所へ。


1本1本、慎重に丸太を見ていきます。

先日仕入れてきた桐丸太が製材所に並べてあり、木はずみをするために親方と製材所へやってきました。木はずみとは、丸太1本1本をじっくり見て、何分に製材するか、曲がっていたらどこから切るかを決める作業です。
今回は、3分板と4分板、そして7分板を取ることに。全部で28本ですので、本当はもう少し欲しいところですが・・・。


やっとで80数枚の引出しの底板を組み終わりました。重ねて積み上げると2本のタワーになります。

時間にして約30分の木はずみを終え、急いで工場へ戻り、やりかけの引出しの底板を組む仕事を再開です。
午後4時半過ぎに、引出しの底板83枚と、三割用の底板20枚を組み終わりました。ここで、やっと今日の最低限の段取りを終えることが出来ました。

その後は、引出しの芯を作っていたら、弟が「今作っているたんすの棚板をもう一枚作って!」とのことで、急遽、板を切って作ることに。

そんなこんなで、バタバタと就業時間の5時を迎えました。今日は全力でやりきった!前の日からイメージしていた時間どおりの段取りでした。

これも奥様や親方、職人の皆さんのおかげです。ホント、ありがとうございます。
明日も、全力で頑張ります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

オリジナル無料カタログ・プレゼント

桐の蔵の商品をいつでもどこでもゆっくりとご覧になりませんか?
桐たんすの違いや仕様まで、わかりやすく細かく説明しています。

・桐たんす・桐チェスト 全74竿掲載
・A4版 全95ページのボリューム
・豊富な写真と細かな説明でわかりやすい

お申し込み後、1週間ほどでお届けいたします。
ぜひ、あなた様の桐たんす選びにご活用して下さい。


無料カタログ請求