材料がなくなる時は、一斉です。

今日は、昨日に引き続き、奥様はホットプレスで板に熱を掛け、板の反りや狂いを取る仕事。私は、昨日、貼った柾板を削って、傷があったらそれを抜き、再び、貼ってきれいな柾板に仕上げる仕事でした。


柾板にあった傷。これを抜きます。


傷を抜いた柾板。 これを接着します。

貼った柾板を削り、傷を抜いて再び貼り直す作業は、とても時間がかかります。今日、傷を抜いた柾板は約30枚ほど。
一枚一枚細かくチェックし、小さな傷でも見逃さず抜きます。
そして接着剤で貼り直すのですが、傷を見極める神経と、貼り直す細かな作業で、目も腰も痛くなります。

そして午後3時過ぎに、やっとこの仕事が終わったのも束の間、職人さんの引出し周りの材料を出したら、材料が少なくなっていることに気づきます。


材料が少ない棚。 明日から作らねば。

先日も、引出しの先板とホテ板(側板)が無くなって、急遽、休日にやったのですが、今度は、棚板、ヘギホテ、ヘギ先板が少ないではありませんか。

言い訳ですが、先週は、ずっと3分板ばかり切っていたので、この板が少ないのに気が付きませんでした。材料がなくなるのってなぜか、一斉です。これもマーフィーの法則かも知れません。

一息つく間もなく、明日は、少なくなった板を作ります。明日も、全力です。

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