桐たんすの木取り  「へぎ底」を切る

今日は、「へぎ底」を切るです。

「へぎ」とは、新潟県では四角のお盆のこと。「へぎそば」に代表される使い方で「へぎそば」は四角いお盆(へぎ)に乗ってテーブルに運ばれてくます。

桐たんす業界でも「へぎ」とは、お盆(衣装盆)のことで、観音開きの中にある、きもを入れる衣装盆の事を言うのです。


山のように積んである板から、へぎ底に合う板を探します。

今日は、その衣装盆の底板(通称 へぎ底)を切りました。まずは、山のように積んである板の山から、へぎ底に合う板を探します。これが結構大変で、積んである板をかき分けながら、探していくのですが、こういう時に限って探している板が見つからないものです。


今日は、半日、へぎ底を切っていました。

「へぎ底」を切る時は、結構な枚数を切るので、板もそれなりに必要なのです。前回、へぎ底を切った時は、100枚近くの板を一気に切りましたので、今回も70枚ほどのへぎ底を切るつもりです。


一山なくなった板。 そろそろ干してある板を入れなければなりません。

へぎ底を切り始めると一日ずっと板を切ることになります。今日は、午後からは作業ができないので、この続きは来週。
へぎ底を切り始めると、板が減っていくなぁと、つくづく感じてしまいます。

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