板干し完了です。

   晴れのち曇り。

長かった連休も終わり、いつにも増して、バタバタとした
日々が続いています。

連休前に届いた桐丸太の製材が昨日終わり、製材所から
「明日は雨らしいから、今日、運びます」との電話があり、
急いで、昨日の夕方から、弟と二人で、板干しの準備にかかりました。

今回、板を干す場所は、近所にお借りしている場所。
板を干す桟を作らなければならず、桟づくりと板干しを
同時進行しながらの作業が続きました。

桐丸太、約50本分の製材された板は、かなりの量。
それを、職人さん一人一人の手で干していきます。

製材されたばかりの板は、まだ、水分をたっぷりと含んでいるので
一枚の重さも、かなりの重さになります。

今回は、7分板(21mm厚)の板が多かったので、一回に
3〜4枚を肩に担いで、干す場所まで行き、一枚一枚を
桟に入れて干していくという作業を続けます。

今日の午後からは雨。という天気予報でしたので、
何とか、午前中に終わらせたいと思い、休憩もそこそこに
頑張りました。

結局、全部終わったのは、正午を少し回りましたが、
それでも、何とか、雨が降る前に終えることが出来ました。

その後、午後からはパラパラと雨が・・・。
板を干して、すぐに雨は降ってくるのは、ホント、板にとっては、
最高にいいパターン。

これから、梅雨に入るので、梅雨入り前に全部干せたのも
今年の春の板干しは、完璧でした。

この板を、一年間、桐の渋を抜き、乾燥させるの繰り返しで、
このままの状態で干します。

その後、板小屋で落ち着かせて、やっと使えるようになるのです。
今回の板も、ホント、いい板でした。

これで、春の板干しはすべて終了です。
後は、たくさんの雨で、桐の渋が抜けますように。
板干しが終わると、ほっと、一安心です。

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