2006年4月30日

一生に一度の記念日。

今、大阪から帰りました。

連休初日の昨日は、新潟市内の二軒に桐たんすのお届け。

私、実は毎年、4月29日(みどりの日。来年からは昭和の日とか・・)
は、桐の苗木の植樹祭の日。
こればかりは、どうしても外すことは出来ないので、桐たんすのお届けは、
弟と職人の横山さんにお任せ。
(詳しくは、桐の蔵作業日記を見てね)

昨日は、私も朝から準備に追われ、何とか無事に終了した。
今回は、な、なんと!、大阪と佐賀県から植樹に来ていただいた。
ホント、ありがとうございました。

今までに植えられた桐は全部で99本。
来年の記念すべき100本目のご依頼までいただき、
無事に終了することが出来ました。

その後かたづけが長引き、帰ったのは夜、7時過ぎ。
今日は、久しぶりに気合を入れて、朝3時起きの4時出発。
目指すは、大阪でした。

そのうちに作業日記でアップされると思いますが、
大阪のT様。本当に、ありがとうございました。

ご実家は東京。
大阪に嫁ぐ御嬢様のために、ご注文いただいた総桐たんすは
2本セット。

お届けするほうが、緊張するほどの作品でした。

奥様も、御嬢様も素敵な親子様でした。
5月27日が御式。

見ていて感じたのは、ホント、仲の良い親子様でした。
お幸せになって下さいね。

いつも思うけど、私たちの仕事って、お客様の一生の
記念日にご協力させていただける。
それって、ホント、ありがたいと思う。

私たちにとっても、心に残る、忘れられないシチュエーションだ。
今までに、数え切れないほどのこうした現場と体験をさせていただいてきたが
どれも、鮮明に覚えている。

そのご家族、それぞれのストーリーがあるから、決して、
忘れる事は出来ない。

「一生に一度の、その一瞬を、記憶させていただきたい」との
思いで、記念写真を取らせて頂くのも、そのためだ。

桐たんすをお届けする日って、特別だし、その日って
私たちにとっても忘れられない日になる。

お届けした帰りのトラックの中では、そのお客様と出会った日から
始まり、会話の内容や、今までのやりとりなど、そのほとんどが
思い出せれるから不思議だ。

幸せな仕事かも知れない。
ホント、ありがとうございました。

2006年4月28日

東へ西へ。

明日からゴールデンウィークという最高のシチュエーションの
中、埼玉県まで、桐チェストのお届けに行ってきました。
(詳しくは、桐の蔵作業日記で・・・)

高速を走りだすと、なんと!、まだ田んぼ一面が雪で
覆われ、高速の両側にも雪が残る新潟県魚沼地方(コシヒカリで有名)
をひた走り、関越トンネルを越え、関東地方へ。

連休前なので、順調に進む。
あまりの暖かさに窓を開けての運転も気持ちが良かった。

で、到着したのはA様。
作業日記でも触れているが、新築のご自宅。
そこのスペース(1m70cm)に入れたいと言う
奥様のご希望にお応えして、両側2cmの余裕を取って
1mの桐チェスト「鉄太」と68cmの別注の「鉄太」を
お作りさせていただいた。

無事に入って一安心・・・。
でも、素敵なご自宅だったな。

その後、関越高速をひたすら走り、夕方には工場に到着。
明日は、地元、新潟市内に2件のお届け。
新潟市のO様と、I様。

そして、あさって30日は大阪へ。
連休最初は、東へ西へだ。

行楽気分とまでは行かないが、渋滞に巻き込まれないように
無事にお届けできますように。

がんばって、行ってきます。

2006年4月26日

やさしく、赤ちゃんを抱くように。

桐ってとてもデリケートだ。
扱い方が荒いと、すぐに傷がつくし、へこんだりもする。

でも、その反面、軽いし、湿気に強かったりと利点も多い。
展示会などで、初めて桐たんすを手にする方は、大方、
引き出しを引いて、押すと、また別の引出しが出てくる
精巧さに驚いたり、笑ったりする。

でも、そこで引出しを勢い良く押したり、引いたりしてしまう
お客様も多い。

そうすると、引出しが引っ込んだり、つめが当たって、傷になったり
する場合が多い。

桐たんすはやさしく・・・。です。

私たち職人は、当然ながら引出しなどを「ダン!」って置かない。
ましてや、勢い良く、引出しを押すこともない。

作っている職人さんの動きを良く見ていると、引出しなどは
すらせる(あて板をすらしていく)動きが多い。

それは、衝撃を与えないように、細心の注意を払いながら
かつ、早いスピードで作業をしていく、職人として身に付けた
技の一つでもある。

私の修行時代は、ホント、桐の扱い方には神経を使うように
親方から言われた。
それは、まるで「赤ちゃんを抱くような」神経の使い方
だった。(今でこそこのような表現が出来ますが・・・)

桐に触れる最初の方は、ホント、神経を使うのだと
思うのですが、プロでも、細心の注意を払っていますから。

でも、それが代々使っていける理由でもあると思うし、
「粗末にしない、大切に使っていく」という、特別なもので
ある。(と私は思う)

職人の手から生み出される、世界に一つの桐たんす。
やさしく、丁寧に扱っていただきたい。

そんな思いで、私たちも仕事をしています。

2006年4月25日

なんだか、さみしい・・・。

今日、親方から○○のたんす屋さんやめたって・・・。
と、話を聞いた。

思わず、えっ!と聞き返してしまった。

それは私もお世話になった桐たんす屋さんだったので、
ほんと!、ビックリした。

そこのたんす屋さんは、お兄さんとお父さんの2人で
営んでいた工場。
とてもやさしいお兄さんだったし、仕事も丁寧だった。

私自身は、同業者同士のお付き合いはほとんどないから
そのような情報は、出入りの機会屋さんなどから聞くことが
ほとんど。

聞いていて気分のよくない情報は、極力、避けるようにする。
だって、聞いてもしょうがないから。

伝統産業は、桐たんす業界に限らず、どこも同じようだ。
でも、その中でも頑張っている会社は多い。(はずだ・・)

いつも言うが、会社は継続しなければいけない。(と、私は思う)
いかに儲かっていようが、継続しなければ。と私は思う。

古くなったたんすの修理依頼で伺ったお宅で、
「このたんすを作った会社、もうないんです」と、
言われたことが何度かある。

桐たんすは代々使っていけるものだ。
だから、こんなシチュエーションはとてもさびしい。

次の世代になっても、「この桐たんす、お宅の工場で作ったのですよ」
と、言われるように頑張っていくつもりだ。

でも、ホント、この言葉お客様から言われたら最高だと思う。
そこを目指して、桐の蔵は努力を続けます。

2006年4月24日

また、明日来ます・・・。

昨日まで、隣町(新潟県三条市)で、展示会を行ってきた。
地元と言う事で、多くのお客様にお出かけいただいた。
この場をお借りして御礼を言わせていただきます。
ありがとうございました。

桐の蔵は職人7名の小さな工房です。
その小さな工房の主なお客様は、今では、こうした各地の展示会で、
一人一人とお会いしながら、直接、お話をして
お求めいただいている。

これが桐の蔵の原点であると、私は思っています。

実際にお使いいただくお客様から、直にお話を聞くと言う事は、
その次の作品開発にも役立つし、まず、どんなものを必要として
いるのか?が、手にとるように分かる。
これって、ものづくりをする立場としてはとても重要だと思う。

そんなこんなで、各地で展示会を行うようになってもう3年くらいかな。
その間には、数え切れないほどの、お客様と接し、いろいろな
お話を伺い、時には感動し、時には怒りさえ覚えたこともあった。

でも、それが展示会だと思う。

見ず知らずの土地で、どこから来たのかも知らない職人が
高価な桐たんすを売っている。
なかなか信用してもらえないのも無理はない。

こうした展示会で、お客様に必ず言われる言葉は、
「また、明日来ます・・・」

何となく分かるのだが、意識的には「明日は来ないだろうな~」と
思っている自分がいる。

大体のお客様が、予想通り来てくれないのだが、
今回の展示会は、ホント、逆転満塁ホームランだった。

初日に来ていただき、とても気に入っていただいたお客様
でも、それは高価なもの。
旦那様に聞いてから。と言って帰られた。

翌日、展示会はもう終盤。
やはり、ダメだった・・・。

で、展示会の終わりの時間になり、片付けていた時に、
その奥様はやって来た。

もう終わった・・・・・。と

こんなこともあるのだ。
ご縁って不思議なものだ。

展示会の魅力って、こんなところにもある。
人との出会いって不思議だ。
でもそれってありがたい。

今回の展示会は、ホント、人生ってわからないな?
って感じた(私が)展示会でした。

ありがとうございました。

2006年4月21日

桜と雪と・・・。

春の天気は、三日と持たない。
なかなか安定しないし・・・。

先週末からの桜の見頃を迎えた新潟県内は、今週末も
まだ桜が残っている。

今年は春が遅かったせいで、桜の花を見れる期間が
長い。
ホント、きれいだから。

でも、昨日は、県境の妙高高原では雪。
高速道路はチェーン規制。
今日の湯沢は雪の予報だ。

桜と雪。
こんな年もそうそうない。

明日からの隣町(三条市)での展示会に向けて、
トラックを走らせていても、道路沿いの桜は満開。
今週末も、お花見で盛り上がれる。

久しぶりの三条市での展示会。
明日も、いいご縁がありますように・・・。

2006年4月20日

間違ってもいいんだ。

新年度に入り、放送の時間が変わったNHKの「プロフェッショナル」
ホント、久しぶりに見た。

今回は大手飲料目メーカーの部長。
一、サラリーマンが「プロフェッショナルだ」

今回も良かった。
この部長。ただ者ではない。
さすが、大手飲料メーカーのヒットマンだ。

その部長が言った言葉。
「間違っていいんだ」

普通に使われる言葉だが、今の私にとって
胸に響いてきた。

プロは間違ってはいけない。
でも、プロも人間だ。
ましてや、プロになるべく日々、努力している人間にとっては、
失敗もまた必要。

そんな、事が言いたかったのかも知れない。

「間違ってもいいんだ」
その言葉に甘えたら決していけない。

間違えないように努力していて、間違えるのなら
それは、それでしょうがない。

間違えた過程から、学ぶことって多い。
それが、成長する種かもしれない。

この番組を見た後は、感じることが多い。
まんまと、NHKの罠にはまっているのかも知れない・・・

2006年4月19日

70歳のふたり。

桐の蔵の親方の同級生からお預かりしていた、古い桐たんすの
修理・再生が完成した。

その旨を伝える電話をさせていただき、少ししてから、親方の
友人が桐の蔵を訪れてくれた。

そう、ふたりは同級生で、今年、70歳。
でも、そのふたりは全く違うタイプだった。

桐の蔵の親方は、気が短く頑固な、典型的な職人タイプ。
本当はそうではないのだが、一見、近づきにくい。

で、同級生はと言うと、穏やかで、物腰が柔らかい。
とても、いい感じだ。

その方の仕事は、大工。
同じ、木を使う仕事だ。

そんなふたりが、桐の蔵の小さく狭い事務所で話をする。
ホント、これが70歳って感じなのかと思う。
とっても、元気!

言わずと知れた、桐の蔵の親方は、バリバリの現役。
まだまだ、私を怒鳴り散らすし、職人さん達にも
一目置かれている。
桐の蔵の寺内貫太郎(知っているかな・・)みたいな存在。

で、その友人はというと、ホント、物腰が柔らかい。
両手で、指を7本出して、もう70歳ですから・・・と
あくまでも穏やか。

どっちが良いとかt言う問題ではないが、ここまで来ると、
その個性がとても面白い・・・。

でも、ふたりとも70歳にして、バリバリの現役。
これって、理想だと思う。

人間って、仕事を取ったら何が残るか。
って、言うよりも、打ち込めるものが生涯合った方がいいと
言ったほうが良いかもしれない。

桐の蔵の親方は、「現場で死んだ方が本物だ!」って、
そんな気がしてくる。

これって、手前味噌ながら凄いことだと思う。
それだけ、自分の仕事に情熱を持っている証かも・・・

でも、70歳のパワーには驚かされる。
私も、見習って、それ以上の年まで頑張っていきたいな。

2006年4月18日

努力は裏切らない・・・。

「努力してます・・」ってのは、人には言わない。(で欲しい・・)
だって、努力って、自分自身でするものだし、他の人が、
どう評価しようが、それはそれでしょうがないと思う。

私も、和歌山県での修行時代は、人のいないところで
カンナ砥ぎ練習を繰り返した。(言っていますが・・)
そのお陰で、カンナを砥ぐ事はすんなりと出来た。

いつもこの話題ですみませんが、長男いさみも、毎日の
サッカーの自主練は欠かさない。
あくまでも自主練。
みんなとの練習とはまた、違う。

一人での仕事や、練習って忍耐が付きまとう。
これを乗り越えて、やっと技術が身についてくる。
ここで、あきらめたり、やめたりすると、それまでの
人生なのだ。(と、私は思う)

スポーツも仕事も同じ。

努力は、裏切らない。
必ず、実るときが来る。

38歳になった今でも、そう信じて、
少しずつ、努力をしているつもりです・・・。

2006年4月17日

せっかくの週末が・・・。

週末の土曜日は仕事だった。
日曜日は、ホント、久しぶりに休み。だったが、
午前中は、桐の苗を植える運動「心の苗を育てる会」の
準備で小雨の中、山で重い土と格闘。

それから帰って、長男いさみのサッカーの練習試合に付き添い。
また、それが雨。
そして途中からは大雨。

やっている小学生達がホント、可哀想になる。(余りに寒くて)
でも、見ているほうも寒すぎ・・。

この季節、もう春。
そして、目の前にはゴールデンウイークが待っているのに、
この寒すぎる気温と大雨。

大雪から始っている冬からまだ、脱却していないみたい・・・。
新潟県の今年の除雪費は、過去最高だったらしい。

私が、小学生の頃の方が、もっと降っていたと思うが、
今年のほうが降っていたらし・・・。

今、この辺は桜が満開。
一年で、一番いい季節かもしれない。

桜って、ホントいい。
日本人のDNAに入っているのかな?
桜の美しさは・・・

でも、もっと暖かくなって欲しい。
まだまだ、ストーブがしまえない新潟です。

2006年4月14日

初代が取り持つ縁。

昨年の春頃だっと思う。
このブログ(まだ、HPの日記だっかな?)で
書いた、初代の作った桐たんすの修理を依頼されたと。

そのお客様とは、その後も、桐で民芸風のたんすの依頼を
頂いたり、今年の1月の新潟市内で行われた展示会にお出かけ
いただき、ご自身用の桐たんすのご注文を頂いた。

その桐たんすが完成したので、今日、お届けに上がった。

そのお客様のご自宅に伺わせて頂くのは、もう4回目くらいかな。
それも、きっかけは、初代の「桑原松太郎」さんが作った
桐たんすを直して欲しいという、一本の電話からだった。

ホント、ご縁というのはありがたいものだ。

桐たんすに墨で書いてあった、「桑原松太郎」の文字を
頼って、色々なところに電話をして、桐の蔵を探してくれたのだ。

これって、ホント、ありがたいの一言に尽きる。
それが、ご縁で、何度もご自宅にお邪魔させていただき、
桐たんすご依頼をいただいたのです。

昨日書いた、年間計画ではないですが、こんなことは
計画できないのは当然で、予測も出来ない。

でも、なぜか、毎年、多くの方々のご縁を頂き、
計画通り、事が進んでいく。
ありがたいことに・・・・・。

昨年もそうだった。
で、今年も、昨年以上に、多くのご縁を頂いている。

ホント、不思議なようだが
言葉にして、計画すると、それが現実になってくるかな?

ホント、出会いは新鮮ですね。

2006年4月13日

100年後の仕事と、10年後の会社。

「桐たんすは代々、使っていけます」
これは、桐たんすに関わる全ての方が使う言葉だ。

確かに、その通りであるし、製作する職人さん達も、
そのつもりで、心を込めて手作りしている。

代々と言うと100年以上は使えなくてはならない。
だから、つくる方も、相当な神経を使う。

だって、代が変わっても、作品は残るから、その方達からも
評価されなくては一流品とはいえない。(と私は思う)

実は、今、10年後の桐の蔵の計画を作っている。

「10年後、桐の蔵はこうなっている」、と捉えて
さかのぼりつつ、計画を立てている。

その通りになるとは思っていないが、それに近づきたい
と努力することが、今の私には必要だと思うから・・・。

毎年、年間計画を立てて、それに近づくようには努力する。
それと一緒で、10年後の桐の蔵もこうなりたいと思うのは
自然のことだ。

10年後って、遠いようであっという間だ。(と思う・・・)

いつも言うが、私たちの仕事は、人の手によって作り出されるものだ。
だから、人が大事だ。

作り出す技術を持った職人さんが、この先、どれだけ残っているか。
10年後はどうなのか?を考えるとぞっとする。

だから、その辺も考えての10年計画だ。

10年後、私は48歳。
弟は43歳。

そして、将来はサッカー選手か、たんす屋。と、
言っていた息子は、21歳。

この辺が、ポイントだと思う。

たかが10年後。
されど、10年後だ。

でも会社は、存続しなければ意味がない。
だから、10年後を見据えて行こうと思う。

100年後も使える桐たんすと、
10年後も元気な桐の蔵であるために・・・。

2006年4月12日

やっと、桜が咲きました。

やっと新潟も桜の開花宣言が出た。
今年は、相当遅い。
ほんとならば、もう開花している頃なのに。

でも、日本人って桜が好き。
ラグビーの日本代表ジャージーの胸は桜だし、
この時期は、桜に関するニュースは事欠かないくらいある。

今でこそなくなったが、職人さん達と一緒に、唯一、無礼講で
お酒が飲めるイベントがお花見だった。

私が、小学生の頃から、この季節は地元の公園で、朝から
一升瓶と折箱を持って、お花見に出かけていた。

それこそ、他の業界や、同業者さんもこの季節は、
お花見一色だった。

昔の職人さんは言う。
一年で唯一、無礼講でベロベロになるまでお酒が飲めたのは
お花見だったと。

それ位、お花見は職人さんにとって楽しみにしていた行事
だったのだ。

でも、満開の桜の下で、お酒を飲む快感は忘れられない。
私も、桜の花吹雪の下で、お酒を飲んでいた記憶があるが
もう、ホント最高だった!

職人と桜とお酒。
これって、日本独特の文化である。と私は思う。

2006年4月11日

遊びなはれ。

今回も、京都でのお話。

展示会にお出かけいただいたご夫婦。
結構、年配の(70代かな・・)の奥様が
お孫さんの着物が増えて、その整理に桐たんすをと、
会場に、お出かけいただいた。

お話を聞きつつ、世間話もしていたら・・・
その旦那さんは、呉服問屋の会長さん(らしい・・・)

で、結構、お付き合いで「舞妓さん」と遊んだり、お付き合いは
度々だったという。

そしたら、その奥さん、私に向かって、
あなたも、こんなお仕事してるんだから、
「お茶屋さんで遊ばなあかんで・・」と、しみじみ言われた。

新潟でお茶屋さんといえば、喫茶なのだが、京都では、
舞妓さんが来る、お店らしい・・・(すみません勉強不足で)

でも、さすがは京都の女性。
旦那さんは遊ばなあかん。と決めてかかっています。
もう、遊べない経営者はダメ。そんな感じでした。

いやーーー。すごい!
昨日に引き続き、さすがは京都です。

でも、あれだけ割烹があり、舞妓さんがいて、日本の文化を
伝承する歴史がある街に根付いている、男の美学。
これも、大事な日本の伝統だと思うのは、私だけでしょうか。

でも、女性は凄いね。
絶対、勝てない。
私も嫁さんにも勝てませんから。

いつかは、京都のお茶屋さんに行けるくらいの
器になりたいものです。

2006年4月10日

京都の魅力。

週末は、京都での展示会。
金曜日、京都に向けて出発したときは、予想もしなかった。

トラックで、南下するにつれて桜の花が咲いている。
「おーーー、きれいだ!」って見とれている時間は余りにも
少なかった。

京都東?インターチェンジは、渋滞。
ここで、やっと気づいた(遅い)

そうか、京都はお花見の人でいっぱいか・・・と。
簡単に考えていた。

この週末は、ホント、桜が満開だった。
初めて見る、京都の桜は、38年間という私の短い人生の中で、
最高の桜だった。

なんで、こんなにもきれいなんだろう。
私が言うのもなんだが、一回、見ておいたほうがいい。
京都の桜は。

でも、それを見に来る人の多さも半端ではない。
渋谷のスクランブル交差点(私が一番人が多いと思っていた)
なんて、問題にならない。

この日の京都は、完全に人があふれていた。
そうでなくても、京都は人が多いのに、歩道は人が
歩けなかった。

展示会場から、宿までは、バスで帰ったが、余りに渋滞に
バスの運転手さんは、「お急ぎの方は、地下鉄をご利用ください」と
アナウンスしたほど、動かないのだ。

恐るべし、京都だった。

宿の前は、八坂神社と丸山公園。
お花見の定番だ。
その前にある、コンビニは、レジ5機体制でフル稼働。
朝7時、朝食を買いに行っても、朝からビールとワイン、
おつまみが飛ぶように売れている。
これが、京都のお花見なのだ。

で、肝心の展示会は・・・

お陰様で、いいご縁を頂きました。
A様、A様、そして奈良からお出かけいただきましたY様。
本当に、ありがとういございました。

でも、関西(京都)のお花見と、新潟のお花見は
ちがうな~。乗りが・・・・。

展示会と言う、仕事で行っても、桜見に行こうか!と
思ったほど。
それほど、この時期の京都は魅力的だった。

「そうだ、京都に行こう!」
いつだったかの時代のCMは、こういっていた。

これ、わかるような気がします。

2006年4月 6日

4月生まれ。

大きな声で言えないが、桑原家の子供たちは4人兄弟。
上から、男、女、女、男。
みんなから、上手に作ったねーと言われてしまうから
大きな声で言わない。

そのうちの、上から3人までが4月生まれ。
えーー、別に、計画したわけでは決してないのだ・・・
自然の摂理に従っただけ。

だけど、4月は大変。
誕生日だけでも3回。
当然、その都度、やれないので3回まとめてやるパターン。

今日は、長男いさみの誕生日。
今日は、夕食後、3人まとめてのケーキだった。

でも、一番喜んでいたのは嫁さん。
「う~ん。このケーキ美味しい・・・」と
絶賛だった。

そりゃそうだ、隣町の評判のケーキ屋さんまで行って
初めて頼んできたケーキだから。

家族みんなでケーキを囲んでの「ハッピーバースディー、トゥユー」
は、ホント、ほほえましい。(すみません家族の話題で)

明日からは京都での展示会に出発なので、その前に
やれてよかった。

家族あっての仕事ですから・・・

明日からの春の京都。
いいご縁がありますように・・・・。

2006年4月 5日

ファイトー!一発!!

今朝からどうも、体のきれがない。
別に、スポーツ選手ではないので、体がきれていようが
きれていまいが、いいのだが、自分自身が納得いかない。

いつもなら、始業後、1時間もすれば全開モードになるのに、
今日に限って、午後も体が重い。
疲れかな・・・

最近は体力がないと感じる。
でも、まだ38歳ですから、そんな甘いことは言ってられない。
普通なら、今が一番脂が乗っている年頃ですから。

嫁さんには、お酒の飲みすぎじゃない。と言われる始末。
でも、帰りが遅いから、そんなに飲んではいないのに・・・

仕事が終わった5時10分過ぎ。
事務所に戻って来て、ふぅーーーーー。と
ため息付いたら、母親が、「リポビ○ンD」を持ってきてくれた。

そうか、これがあったか。と
一気に飲んだら・・・・

これが効いた。
さすが、リポDだ。

その後、心なしか軽く感じる体で、また、仕事に励む。
スポーツ選手では、禁じられている「ドーピング」だが、
仕事ではいいだろう。

なにせ体が資本ですから。

今週は、京都での展示会。
関西地方の方。
春の京都で、お待ちしています。

京都の桜はどうかな・・・。

いいご縁がありますように。

2006年4月 4日

整理整頓と、職人の質。

職人に限らず、仕事の出来る人の場所は、きちんと整理整頓が
されている場合が多い。

今日、職人の小池さんが、ほぞ組みの工程を終え、その
作業で出た、木くずを丁寧にほうきで掃き、自信の仕事場を
きれいにしてから、次の作業に入っていった。

その場所は、作業をする前よりも確実にきれいになっていた。
これこそが、できる職人である(と私は思う)

私たちの仕事は、手作りである。
自分の持ち場の、作業場が汚ければ、作り出す作品が
きれいに出来るはずがない。

その上、効率は悪いに違いない。
段取りは、もっと悪くなると思う。
そして、何よりも、気分が悪い・・・

桐たんす職人の仕事は、手作業が多いので、出る木屑などは、
知れている量だ。
でも、工程の節目、節目には、必ず木屑を掃いて、きれいにしてから
次の作業に入るのが、できる職人だと私は思う。

桐の灰汁を抜くために外に干してある、桐の板もそうだ。
やはり、見た目にもきれいに、そろえて干してある方が、気持ちがいいし、
効率よく、雨に当たり、灰汁が抜け、乾燥の度合いも平均にいくと思う。

プロの仕事って、見ていても美しいものだ。
これは、桐たんす職人だけでない。

ケーキ職人でも、パン職人でも、いい店はきれいだし
美味しい。

きれいって、大事なことだと、私は思う。

きれいな仕事をする職人って、気の使い方が違う。
いろいろなことに、気が付くし、気の付き方は作業の工程の
はるか先を行っている。

これが、本当のプロだ。

当たり前のように言われるが、整理整頓はプロの基本。
ベテランになれば、なるほど、当たり前をきちんとこなしている。

2006年4月 3日

甲斐犬・・・・・

桐の蔵作業日記でもお伝えしたように、今日は、新潟市へ
桐たんすのお届け。

きものをたくさん持っているお客様のご注文は、当然、
着物が多く収納できるタイプの和たんす。

朝からの雨でお届けが心配だったが、何とか止んでくれた。
ふうーーーー。

そこのお宅は、犬を飼っている。
その犬、とにかく人を噛むらしい・・・
奥様のお話だと、ご自宅の新築の時には、大工さんに噛み付き
ご自宅の前の旦那さんにも噛み付いたらしい。

家の前に、車が止まっても、すぐに吠え出す。
犬の犬種は、「甲斐犬」
なんでも、元祖は狼(おおかみ)とか?

純粋な日本種で、今では貴重な犬種らしい。

でも、私は犬が苦手。
高校時代、年賀状配達のアルバイト時代、ホント、犬には
苦労させられた経験が山ほどある。

だから、今日も、一切、犬にかまわず、滞りなく
桐たんすをお届けしてきた。

でも、反対に、弟は大の犬好き。
犬って、嫌いな人ってわかるんだよね。
と、いつも言われる。

嫌いな人には、なぜか寄って来る。
うーーーん。

昔は、桑原家でも犬(ポメラニアン)を飼っていたのに、
なぜか、他の犬は苦手なのだ。

今は、犬、猫ブーム。
寄って来られると、ホント、困るんだよな・・・