2005年 11月 の投稿一覧

玄関はクリスマス

先週末の東京・日本橋での展示会から夜、家に帰り、玄関に入ると
そこは何と、クリスマス一色だった。
ちょっと、早すぎないか・・・と一瞬思ったが、あまりに手作り感が出た
飾り付けなので、思わず見入ってしまった。
当然ながら、小さいけれどツリーが置かれ、下駄箱の後ろの壁は、天井まで、
黒の全判の画用紙に子供達が書いた、サンタや綿の雪、手作りのリースなどが
散りばめられていた。
もう、これでもか!ってくらいに。
全判の画用紙2枚だ。
いつもは下駄箱の上の壁には、長男いさみのサッカーの試合のパネルが2枚
貼られてあるが、今回はそれも隠れてしまっていた。
うちのかみさんは、玄関に季節事に飾り付けをする。
その月事の時もあり、けっこう楽しませてくれる。
子供達と一緒に考え、手作りするのがどうやら好きらしい。
明日から12月、師走である。
これから忙しくなる時に、ホッとするクリスマスデスィスプレーである。
クリスマスが終われば、すぐにお正月。
玄関のディスプレーも目まぐるしく変わるんだろう。

新聞記事の影響

少し前、新潟日報(新潟の新聞社)が新潟市内を中心に配布しているニュースペーパー
(アッシュ)の取材を受けた。
そのニュースペーパーが先々週(だったかな)に配布された。
私の住む加茂市は配布対象外だったので、すぐに見ることは出来なかったが
弟の住む地域に入っていて、持ってきてくれた。
テーマは「伝える」
まさしく、桐の蔵のミッションである。
取材中は、桐たんす工場の長男として生まれたことから始まって、後を継ぐと決めたことや、
2年間の修行中でのこと、そして現在のことなど、けっこう聞かれた。
どんな記事になっているんだろう、と思っていたら、うん、さすが、副編集長。
桐の蔵の他にも、お豆腐やさんや、漆職人など、現代の生活から忘れ去られようとしている
業界の若手の方々が、独特の視点でがんばっている姿が、記事になりとてもおもしろかった。
伝統を次代へと「伝える」
これは、私にとっても使命であり、職人と呼ばれる方々の使命であると思う。
洋風化(もうそんな事は当たり前で、そんな言い方はしませんね)が完全に
受け入れられている生活。
その中で、職人として培ってきた「伝統」を、作品の中で表現していかなければ
これからの時代は難しいと感じています。
いつの時代も、流れているのは確かです。
時代の流れに、ある程度沿っていくのも、その時代に生きる職人の
運命かも知れません。
ただし、目先の流行だけ追ったところで、「伝統」という重みと、
職人としての基本がなければ、振り回されるだけで終わってしまう、そんな気もしています。
「伝える」という素晴らしいテーマを与えていただきました、副編集長にお礼を言わせて
いただきます。
改めてニュースペーパーを読み、そう感じています。

不思議なご縁

昨日までは、東京・日本橋での展示会。
先週の所沢と一緒で、本当にいいお天気で暖かい。
持っていったダウンのコートなんて全く必要なし。
展示会場の前を通る人の中には、Tシャツの人もいた(驚き、もう12月になるんだぜ)
さすが、日本橋です。
来場者はいっぱいで、接客が大変。2人では足りませんが、これが精一杯。
ご迷惑をおかけしたお客様、申し訳ありませんでした。
ところで・・・
以前のある展示会でのこと。
お昼ご飯を買いに、お弁当やさんの列に並んだ。
私の前には、奥様がひとり。
「それにするわ」と言ったところ、そのお弁当がその日限りの特売のお弁当だった。
すかさず、私も後ろから、「私も同じもの」と一言・・・
そのご縁から、今回の日本橋の展示会で、桐チェストをお求めいただいた。
出会いってすごい。もう、びっくりです。
お弁当屋さんで出会ってから、その後、色々あるわけですが、
でも、お弁当屋さんで並んだだけです。
本当に、ご縁があったのです。
いつも、展示会の前になると、どんなご縁があるかな。と考えます。
どこに転がっているか分かりませんから。
だから楽しみでもあるのです。
充実した、3日間でした。
ご縁を頂いた皆様、ありがとうございました。

日本橋へ

明日から、今年最後になる展示会。
東京の日本橋で行います。
会場は、新潟県が借りているビルのギャラリー。
三越の真ん前という、立地としてはいい場所。
休日は、高級車が三越前にざっと並び、いかにもといった感じの方が、
買い物を楽しんでいるのだろう。
さすが東京ってかんじです。
先週は暖かな所沢でしたが、聞くところによると、東京でも霜が降りたとか・・・
寒いのかなー。
私は、寒いのが一番の苦手。
暑さはさほどでもないが、寒いのは耐えられません。
なので、重装備で出かけます。
明日は朝、4時半です。
また、良いご縁がありますように。
どうぞ、お気をつけてお出かけ下さい。

国境の長いトンネルを抜けると、やはり雪だった。

週末は初めて、埼玉県所沢市での展示会でした。
展示会に来ていただいた、多くのお客様、本当にありがとうございました。
初めて行う場所の展示会は、お客様の反応も良く、どの会場でも、
「こんな桐たんす見たことない」とか、「すっごい、おしゃれ」とか・・
とてもうれしい反応をいただける。
今回も、良いご縁があり、本当にありがとうございました。
でも、関東地方っていいね。暖かくて。
金曜日、新潟を出るときは、冷たい雨。
それも、寒くて。
でも、所沢についてトラックから降りたら、暖かな風。
こうも違うのか、と思いました。
会場の隣は、おおきな公園。
日曜日は快晴で、多くの家族がピクニックなどをして楽しんでいた。
新潟ではこの時期、ピクニックなんて無理。
寒くて耐えられません。
土曜日の朝のニュースで、吹雪の湯沢が報道されていた。
・・・って感じ。
帰りは夜。
暖かな関越高速を新潟に向かって走る。
あのプロジェクトXで、国境と言われた三国トンネル。
高速を走るたびに、あの番組を思い出してしまう。
10数キロの長いトンネルを抜けると、そこは、やはり雪だった。
今週は、金曜日から東京の日本橋での展示会。
しっかりタイヤもスタッドレスに替えて、準備万端で行きますよ。
日本橋の展示会でも、新しいご縁があることをを楽しみに。
お時間ありましたら、お出かけ下さい。

所沢へ

所沢へ
     寒い! 新潟は冬モードです。
新潟県内の各地、湯沢や妙高と言った山沿いの地域では雪が積もった。
平地のこの辺りも、昨日からはぐっと、冷え込んできた。
新潟の冬の始まりと言った感じだ。
ここ2週間ほど空いた展示会も明日からは復活する。
会場は、初めての埼玉県所沢市。
会場は所沢の航空公園駅の近く、市民会館だ。
いくつかのホールや展示場をもった、おしゃれな会場です。
ぜひ、お時間を作ってお出かけ下さい。
雪が積もったという湯沢を通って行くため、早くもトラックのタイヤはスタッドレス。
こうなると、高速道路も凍結防止のため、塩化カリウム(?)をまく。
これが、車を錆びさせるのだ。
最初のトラックは手入れをあまりしなかったため、この塩化カリウムのお陰で
錆びてぼろぼろだった。
もともと、車を洗うなどほとんどやったことがないので、どこを、どう洗っていいかすら
分からなかったが、昨年からは車屋さんに、しつこく言われるので、こまめに洗うようになった。
明日は、午後に出発。
どんなご縁があるのか楽しみに、行ってきます。

板を組む

桐たんすづくりにおいて、桐たんす本体を組み立てて作っていく作業が
とかく注目されますが、それと同様に木取りと板組みという作業があります。
この木取りと板組みというのは、注文を頂いたたんすのサイズに合うように、
桐の板を切っていくという工程が木取りというものです。
簡単に言いましたが、これがたんすの良し悪しを左右すると言っても過言ではありません。
どの板をどこに使うか、という見極め。
桐の蔵では親方の仕事です。
そして、切った板を使って組み立てる前のパーツを作っていく工程を板組みと呼びます。
これも簡単に言ってしまいましたが、この工程も重要です。
板には木表と木裏があり、これを間違うと板を反って使い物にならなくなるのです。
また、板の木目と柾目を組み合わせて、美しい表情を作りだしていくのも、この板組みと
呼ばれる重要な仕事です。
私は、今日、板組みをやっていましたが、いかに、美しい桐の表情を作り出すか。
それはセンスと創造性に頼るところが大きいと思います。
ムクの板には傷は節もあります。
それを、神経を集中させて取り除き、美しい木肌を再現するには、それなりの
経験が必要です。
ただ単に作業が出来ても、いかに美しく見せることが出来るか。
職人は10年経っても一人前にはまだまだ。と言われるのはこの辺にあるようです。
木取りも板組みもどちらかというと地味な作業です。
でも、この地味な作業なくしては桐たんすづくりはありえません。
こうした地味な作業が、桐の蔵のモノづくりを支えている事は、言うまでもありません

それぞれの個性

新潟県のほぼ中心地、加茂市(工房は隣町の田上町)、金物の町三条市、洋食器の町燕市。
それぞれ、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
県外の方に、加茂市って?と聞かれると、私はたいてい三条市の隣町です。と説明する。
それで、ほとんどの方は分かってくれるほど有名な町。
また、その隣町がまた有名な、燕市。
それぞれの町は、お互いに個性がある。
今日、チェストの取手金具を作ってくれる鍛冶屋さんで話していたら、
おもしろいことを言っていた。
燕の人は、一生懸命、自分が儲かるように努力するという。
三条の人は、人を踏み倒してでも、儲けようとするという。
で、加茂の人は、何もしないと言う・・・
私は、加茂の人だから、それを聞いて黙ってしまった。
確かに、燕の人や、三条の人は、世界を相手に商売をする。
話していても、スケールが大きい話が多い。
加茂の人はどちらかと言うと、おとなしい。
職人だからかな。
でも、燕の人も、三条の人も職人なのに・・・
それぞれ町にも個性があるし、商売のやりかたにも個性がある。
三条の鍛冶屋さんは、桑原君、三条の町で勉強するのいいよ、と言ってくれた。
う〜ん・・・・
私は加茂から遠くを見てみたい。
そんな感じがする。

決勝戦

昨日の一日は、久しぶり(ホント、久しぶり)に長男いさみのサッカーの試合
に家族で行ってきた。
晴れてはいたが、会場が何せ、河川敷。
風が冷たくて、真冬の装備で一日観戦した。
4年生のいさみは、Bチーム。
何とか出させてもらってはいるものの、動きはいまいち。
優しい性格で、闘争心というものがあまりない。
で、Bチームはというと、3チームのリーグ戦で3位。
最後は、3位同士の戦いでやっと1勝だった。
(みんながんばったのに。応援して声がかすれかけた・・・)
でも5.6年生のAチーム。
予選リーグは、全て引き分けで、PK戦で1位に。
その後、勝ち続け、準決勝もPK戦。
ここで、キーパーが止めて、決勝戦へ。
これが感動!(ホント、親ばかですみません)
たかが、少年サッカーなのに、涙が出そうになった。
そして、すぐに決勝。
初めて、決勝戦というのを見た。
すごい!、さすがに勝ち続けてきたチーム同士。
疲れでクタクタなのに、精神力で戦ってるって感じ。小学生なのに・・・
見ている方も、必死。
結局、2-1で負けたけど、ジーンときた。
決勝戦って、いいね。
大勢のみんなが見ている中で、必死にがんばっているって感動する。
あんまり大きな声で応援してて、かみさんに「ちょっと・・・」って言われてしまう。 
でも・・
夜も、夢にまで出てきた。
こんな小学生ががんばっている試合。初めて見た。
こりゃ、大人も、がんばらないとダメだな。って思いました。

228.000km

親方である、父から譲ってもらった車。
トヨタの貨物車、ライトエースは、結構、乗り心地が良かった。
でも、ごそ(方言で慌て者という意味)な運転の私は、そこら中に凹みが
絶えなかった。
修理しても、またやってしまうので、凹みはそのまま。
弟からは、いつも怒られていた。
その愛車が、ついに・・・
ハンドルを回すと、ギーというイヤな音。
そして、228.000kmという走行距離。
遠方までしょっちゅう行くから、心配との、うれしい配慮で、今日、
新しい車がやって来た。
当然、貨物車。(たんす乗せるからね)
今までの、車より一回り大きい。
これは、たんすもいっぱい積める。
運転席に座って、後ろを見ると、かなり遠い。
今までの車は、以外と小さかったからそう感じるのだろう。
ぶつけないようにしないと・・・
早速、明日は配達。
目的地まで、約1時間くらいだから、ちょうど良いかも。
事故のないように、安全運転を心がけます。