1.会社での出来事

桐たんすのお届けでした。

昨日は、関東地方まで桐たんすのお届けに行って来ました。

一軒目は、神奈川県まで。小袖たんすの和たんすと整理たんすの2本セットのお届けでした。

素敵なお部屋に2本ピッタリと収まりました。S様、ありがとうございました。

2軒目は、都内へ移動して目黒区まで。

帯用の幅の狭い桐たんすのご注文を頂き、お部屋の置くスペースにも合った、帯用の桐たんすを

お届けさせていただきました。M様、ありがとうございました。

そして最後の三軒目は、三鷹市まで。修理・再生させていただきました桐たんすのお届けでした。古いたんすの変わりように、本当に喜んでいただきました。F様、ありがとうございました。

神奈川県、都内と一日で3軒のお届けでしたが、意外と近い地域でしたので、行くことが出来ました。皆様、本当にありがとうございました。

茨城県S様の整理たんすを制作する3

茨城県S様から御注文頂きました整理たんすの制作ですが、上板にツカを入れ込むため溝を掘り、ツカを入れる準備をしています。

棚板にツカを立て、ハタガネで締めて固定しています。

中台の裏板を木釘で打って止めていきます。

上台の立側と上板を組み、ハタガネで締めて固定しています。

下台の裏板を打つ前に、重ね板の裏側をノミできれいに取っていきます。

今日も朝から雨。気温も下がって来ました。

茨城県S様の整理たんすを制作する2

茨城県S様から御注文頂きました整理たんすの制作ですが、上板、立側のホゾを取り、引き戸の溝を上板の内側に掘り込みました。

地板の留めの部分をを留め型を当てながら、ノミで作っていきます。

上台の地板が入る部分をノミで取って作っていきます。

立側の内側に棚板が入る溝を掘り込み、棚板が入る部分を留め型で作っていきます。

ツカが棚板に入る部分をノミで作っていきます。

今日は雨と強風。屋根に干してある板が飛んできます。

茨城県S様の整理たんすを制作する

今日からは茨城県S様から御注文頂きました整理たんすの制作をお伝えします。大丸と言う板厚4cmの高級感のある形です。まずは木取り(部材を)揃えて長さ切りでそれぞれの部材を切り、カンナを掛けて仕上げます。

4cm厚の板のホゾを取り、留めの部分を作るためケヒキで線を引いていきます

上板の木口の方にも同じくケヒキで線を引いていきます。

ホゾをきれいに取るため、ホゾにノミを入れて行きます。

地板の立側に入る部分を作るため、ケヒキで線を入れて行きます。

今日は雨。今週は今日からずっと雨の予報です。

板入れでした。

昨日は束の間の晴れの日を狙って、板入れをしました。

柾板は今年の初めに干し、その他の3分板、4分板、7分板、1寸1分板などは、昨年の10月に干した板を

板小屋に取り入れました。

柾を干し場所は、今年、4回も草刈りをしたのできれいでしたが、何せ柾の量が多くて、倉庫に入りきれないくらい。もう板を入れる場所がありません。1枚、1枚手作業で板を入れていきます。

板を入れ終わってきれいになった場所は、目皿をしまって、台を重ねて雪に備えます。

そして午後からは並板の板入れ。3分板を中心に倉庫にしまっていきます。そうこうして、午後3時を過ぎるとすぐに陽が陰ってきます。あっという間に暗くなってしまうので、外仕事もこれからは進みませんね。

今日からはすでに雨。きのう、やっておいて良かったです。

静岡県まで桐たんすのお届けでした。

昨日は、静岡県まで桐たんすのお届けに行って来ました。実は、今回、ご購入いただきましたのは男性。それもかなりお若いお客様でした。8月のお盆休みに桐の蔵のショールームにお出かけいただき、着物がたくさん収納できる和たんすをお求めいただきました。

着物が趣味で、本物の着物を大切に収納するには桐たんすしかない!とお探しになっていたそうです。

納品時にも素敵な着物でお迎えいただきました。

別注の和たんすは、幅を少し広げ衣装盆は10枚、そこに受板盆を付けたこだわりの一棹です。M様、ありがとうございました。

その後は、静岡から東名を走り東京まで。古い桐たんすを再生させていただきました2本を、お届けさせていただきました。本当にきれいになってと。

O様、ありがとうございました。

先週から今週にかけては長距離運転のお届けが続き、ちょっとバタバタ。今週末はゆっくりと休みたいです。

新潟日報の取材でした。

先日、地元の新聞、新潟日報様からお電話を頂き、取材させてほしいとの事でした。時節柄、選挙戦も始まり、

自社の事、業界の事などをお聞きしたいとの事でした。

昨日、その内容が紙面に掲載れました。コロナ禍での自社の事や、業界のことなど、現状をお話させていただきました。伝統工芸というニッチな業界ですが、日本全国にいるファンの皆さんのためにも、頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

東京まで桐たんすのお届けでした。

長崎県佐世保市から帰って、ゆっくりする間もなく、土曜日は東京まで桐たんすのお届けに行って来ました。

お届けさせていただきましたのは、引出が一段付いた「洋服たんす」です。

今回は、お客様のご依頼で、金具を「ため色漆金具」をお付けさせていただきました。

N様、ありがとうございました。

長崎県・佐世保市まで桐たんすのお届けでした。

一昨日は長崎県佐世保市まで桐たんすのお届けに行って来ました。出発は、20日(水)、起床は午前3時。雨と雷が鳴る深夜に、工場で弟と待ち合わせ、いざ出発です。片道、1200kmの今までで一番遠い、桐たんすのお届けです。

佐世保に到着したのは、当日の午後6時前。12時半半程のドライブでした。その日は、佐世保に前泊し、21日のお届けさせて頂いました。別注の和たんすは、幅4尺の胴丸。普通のご自宅では二階にはまず、上がらないだろなと思っており、事前に色々とご相談させていただいておりましたが、全く問題なく、納めさせていただきました。

初めてお会いさせていただく、Y様とお嬢様、そして嫁ぎ先のご主人様も本当に素敵な方で、素晴らしいおもてなしをして下さいました。本当に、ありがとうございました。

しかし佐世保市は、ホント、、素敵な街でした。到着した日に、少しだけ夕食を取りに駅前に行ったのですが、駅の裏がすぐ港。それも最高のロケーションで、思わず写真を撮ってしまいました。是非、機会があればまた、伺いたいと思う街です。

片道1200kmの長旅でしたが、それを感じさせないほどの、素敵なお客様と、素晴らしい街でした。ありがとうございました。

長崎県Y様の整理たんすを制作する4

長崎県Y様からご注文頂きました桐たんすの制作ですが、桐たんす本体の立側に、棚板が入る溝を掘り込み

ました。

棚板にツカを立てるため、棚板の上からツカに木釘を打って止めてきます。

立側に棚板が入る溝を掘り、ノミできれいに取っていきます。

整理たんす本体を固めていきます。

立側から棚板に向かって木釘を打って止めていきます。