昨日から大阪府K様からご注文いただきました、桐チェストの製作をお伝えしていますが、昨日は、棚板の面を取ったところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。
少し端折ってしまいますが、立側を固めていきます。
今回は2つ重ねの桐チェストになりますので、その上台の立側を固め、裏板を打つ前に、棚板が真っ直ぐになっているか確認して、真っ直ぐになっていない場合は、つっかえ棒を差し込んで、棚板を真っ直ぐにしてから裏板を木釘で打ちます。
裏板を木釘で打つ前に、棚板にのりを塗り、裏板を乗せて、長ハタガネで締めてから裏板を打っていきます。
裏板を木釘で打ちます。予め、裏板に棚板の位置を鉛筆で印を付け、ドリルが棚板に当たるようにします。
上台を固めて、のりが乾くまで置いておきます。
その間に台輪の製作に入ります。
のりが乾いたら、下台と上台が重なる「重ね板」を定規を当てながら、真っすぐになっているか確認しています。
まっすぐになったら、最終的に仕上げていきます。
上台と下台を重ねて横にし、長ハタガネを締めて、立側を一気に仕上げていきます。
今日の私は、昨日に引き続き3日間、板を切っていました。
今日は帯たんす用の板盆と、4分板、そして3分板の底板を切りました。週明けの月曜日からはホットプレスです。
明日も全力で頑張ります。