何日も前から天気予報を何度も何度も確認し、今日のこの日を決めていました。天気が一日だけでは板が乾ききらず、最低でも2日続かなければ板入れは難しいと思う中、やっと天気は2日続いた今日、板入れを行いました。
昨年の5月に干した板を取り入れます。
それに合わせて、製材所へは板を入れたらすぐに、今回製材した板を干せるように段取りし、午前中に板を持って来てもらう段取りも昨日のうちに済ませておきました。
板を入れている間に、今回製材した新しい板がやってきました。
なのに今朝、板を入れるためにトラックのエンジンをかけようとしたら・・・。
何度やってもかかりません。こんな時に限ってバッテリーが上がります。
急遽、ガソリンスタンドに電話して、何ていうのか大きなバッテリーみたいなのを借りたのですが、結局ダメ。仕方なくたんすを積む大きなトラックのバッテリーでケーブルを繋げ、何とかエンジンを掛けることに成功しました。その間、数十分の時間ロス。
まずは昨年の5月に干した3分板から倉庫に入れます。その後は8分板と続き、約3時間ほどで、板入れを終えました。
倉庫に干した板を積み上げていきます。
板を入れている間に、製材所からは段取り良く、製材したての板を運んでもらっていましたので、板入れが終わり次第、すぐに板干しにかかることが出来ました。
いくつかの山になって製材所から届きます。
板入れは、板も乾いていて軽いのですが、板干しは、板がまだ水気を含んでいるので厚くなると結構な重さです。今日の板干しは、3分板、7分板、8分板、1寸1分、1寸5分と5種類の厚さの板を干しました。
山になっている板を一枚一枚干していきます。
傷もなく木目も大きさも素晴らしい板です。
午前中は3分板を中心に干しました。
1寸1分と1寸5分の厚みの板は、長いと重くて持てないので、予め長さを短く切ったのですが、8分板は長いままでしたので、かなりの重さ。一枚持つのがやっとでした。
とても重かった8分板。長いので一枚持つのがやっとです。
1寸5分の厚板。一枚広げで干していきます。
5人の職人でやれば44本の丸太の板干しもあっという間。午後3時頃には終えることが出来ました。
その後は、先日、津南町から運んできてもらったホテ板(引出しの側板)を屋根に上げて、一枚ずつ干す作業。
これも屋根に上げるまではかなりの力仕事で重労働ですが、みんなの力で終える事が出来ました。
板入れと板干しの後は、屋根に津南町産のホテ板を干します。
屋根にきれいに並べられたホテ板。半年後にひっくり返して来年まで干しておきます。
ホント、皆さんお疲れ様でした。
明日も全力で頑張ります。