雨のち曇り。 予報では雨だったのに・・・。
ここ数日は、予想外に温かく、冬もののお世話になりかけていた衣類も、
ちょっと暑すぎるくらいです。
今日、もうすぐ終業の時間だな、と思う午後5時前。
「ごめんくださいー」と、年配の男性が工場に訪ねてきました。
思わず、顔を見て、「えっ、○○さん!」
「どうしたんですかー、元気でした!」の言葉が出るくらい、お久しぶりでした。
聞けば、選挙が始まったので、応援候補のチラシを持って来たとのことでしたが、
あまりにも久しぶりでしたので、お茶でもどうぞ、と上がってもらいました。
年齢を聞くと、88歳。
私が、桐の蔵の前身(桑原たんす店)に入社したころ、もう30年前、
新潟県の木工見本市で結構、お世話になった大先輩でした。
桐たんす職人から始まり、各桐たんす工場の営業を務め、全国を飛び回り、
桐たんすを販売してきた逸材です。
その当時の逸話や、たくさんの現場や販売先での話を、事務所でお茶を飲みながら
たくさん聞かせていただきました。
毎年、8月13日に行くお盆のお墓参りでは、桑原家の次に
お参りするお墓のご主人であり、それだけ、桑原家にとってはお世話になった方
なのです。
しかし、88歳とは思えぬ元気の良さ。
まだ、高速道路を運転し、県外まで行くとか、海に釣りに行き、岩場を乗り越えて
行くとか、今、81歳の我が親方より、はるかに元気で驚きました。
こんな身近にスーパーなご老人がいるとは。
恐ろしいです。
どうぞ、○○さん、お元気でお過ごしください!