新潟県U様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、今回が最後です。昨日は、引出しの底板を木釘で打つところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

衣装盆(丸盆)の底板をハタガネで締めながら木釘で打っていきます。

受け板盆をカンナで仕上げていきます。(これは丸盆をこの受け盆に乗せて盆の中の着物を探したりするのに重宝する盆です)

引出しをひっくり返して、中に台を入れ、底板をカンナで仕上げていきます。

衣装盆もひっくり返して、中に台を入れ、衣装盆の底板をカンナで仕上げていきます。

引出しを本体に入れ、当たっているところをチェックしながら、引出しを入れて行きます。

引出しを出してはカンナで削って調整し、本体に入れては当たっている場所を確認する。出し手は削り、入れては確認するを何度も繰り返して、密閉度の高い引出が完成します。

引出しのホテ板をカンナで削っていきます。

引出が入ったら、観音開きの扉をカンナで仕上げて完成になります。この後、塗装、金具付け、調整、検品、梱包してお届けになります。

3連休はずっと除雪でした。除雪しては積もり、また除雪。さすがにクタクタです。今日からは少し緩んだ感じ。明日も全力で頑張ります。