桐たんすの組み立て 三重県M様の和たんすを作る6

三重県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、先週は、丸盆の留めを切ったところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

丸盆のカガミ板、先板、ホテ板の留めを切り、その部分にのりを付けます。

その後、タイヤのチューブで丸盆を巻いて固めていきます。この作業がなかなか大変です。

丸盆の底板の内側に入る方を、カンナで仕上げていきます。底板の木目が美しいです。

留めをチューブで巻いて合わせた丸盆を重ねていきます。今回の丸盆は10枚。重ねた丸盆も美しいです。

今回は、丸盆、受け板盆の他に、帯締め、帯揚げを入れるそれぞれ専用のお盆もついています。その帯締め、帯揚げ盆に入る仕切りの部分を作ります。仕切りの入る部分を溝堀カッターで溝を掘っていきます。

ハシバミを切った受け板盆をカンナで仕上げていきます。

丸盆の内側の丸を作るために、内側に桐を貼り、丸盆を交互に重ねて置いた姿。美しいです。

受け板の前面をカンナで仕上げていきます。

今日は奥様がホットプレス。反ったり狂ったりしている板を、熱で圧してまっすぐに伸ばしていく作業。気温が寒くなってきたので、暖かくてちょうどいいかも。今回は少しの量でしたので、一日で終わりました。

明日も全力で頑張ります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

オリジナル無料カタログ・プレゼント

桐の蔵の商品をいつでもどこでもゆっくりとご覧になりませんか?
桐たんすの違いや仕様まで、わかりやすく細かく説明しています。

・桐たんす・桐チェスト 全74竿掲載
・A4版 全95ページのボリューム
・豊富な写真と細かな説明でわかりやすい

お申し込み後、1週間ほどでお届けいたします。
ぜひ、あなた様の桐たんす選びにご活用して下さい。


無料カタログ請求