桐たんすの組み立て 福岡県H様の整理たんすを作る

今日からは福岡県H様からご注文いただきました整理たんすの制作をお伝えさせていただきます。実は、昨年も総盆胴丸の和たんすと大開の小袖たんすを2本、ご注文いただきました。今回は追加で改めて複数棹の桐たんすのご注文を頂きました。H様、本当にありがとうございます。

まずは図面を出して、この一枚の図面で整理たんすを作っていきます。

木取りを出して、その木取りを長さ切りでそれぞれの長さ、幅に切り分けていきます。これは、裏板の幅を切っています。

立側(上台)の内側をカンナで仕上げていきます。

地板の3方をシャコ万を使って桐を貼っていきます。

中台の立側の内側をカンナで仕上げていきます。カンナ屑の幅が、カンナの幅で出ていて美しいです。しっかりした道具は良い職人の証です。

地板の足が入る部分を昇降盤のカッターで欠いて、そこをカンナで仕上げています。

重ね板の立側に入る部分を、ケヒキで取っています。

ホゾを取った上板。

今日も暑い一日でした。桐たんすの組み立ては工場の二階。職人さんの場所にはクーラーがありますが、戸を閉め切っているため、クーラの風が届かない場所は40度を超える気温になります。朝晩の風は心なしか涼しくなったような・・。

明日も全力で頑張ります。

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