桐たんすの組み立て 大阪府H様の整理たんすを作る4

大阪府H様からご注文頂きました整理たんすの制作ですが、昨日は、重ね板をカンナで平らに削るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

重ね板を定規を当て、横方向、縦方向全て定規で確認し、カンナで平らに仕上げていきます。

重ね板が仕上がったら、重ねのサン(上台と下台がズレないようにするサン)を木釘で打っていきます。

下台の裏板をカンナで仕上げていきます。立側の木目が美しいです。

たんす本体を重ねて横にし、長ハタガネで固定して、立側をカンナで一気に仕上げます。

上台の両角を丸くカンナで仕上げてから、ペーパー(紙やすりの事をペーパーと呼びます)で、丸をきれいに仕上げます。

たんす本体を重ねて仰向けにし、長ハタガネで固定したまま、たんすの前面をカンナで仕上げます。

立側が完成したら、次は引き出し周りに入ります。引出しの底板を長さ切りで引出しのサイズに合わせて切っていきます。

引出しのホテ板(側板)をカンナで仕上げていきます。

今日の新潟の気温は33度。そんな中、新潟市まで修理する桐たんすの引き取りに行って来ました。梅雨明けした途端に猛暑ですね。明日も全力で頑張ります。

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