桐たんすの組み立て 千葉県N様の和たんすを作る3

千葉県N様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、昨日は、中棚の前面をカンナで仕上げたところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

中棚にツカを立てて、シャコ万で挟んで固定しています。

タイコに中棚を組み入れて、木釘を打っていきます。

その組み入れたタイコを、上板と立側、地板を組んだ中に入れ込んで、地板から木釘を打って止めていきます。

下台の立側、重ね板、地板を組んで、地板のホゾ組の所に木釘を打って止めていきます。

上台の立側はタイコを組み入れて、シャコ万と長ハタガネで締めています。下台は、長ハタガネを締めながら、木釘を打って止めていきます。

下台の立側と重ね、地板の枠を固めたら、裏板を木釘で打ち、その後、カンナで裏板を仕上げていきます。

上台の裏板を木釘で打つ前に、立側、上板、地板の裏板を打つ面を、玄翁で「木殺し」をしていきます。(木殺しとは、木釘等で打つ前に板に玄翁で傷(この場合は玄翁で押して木を少しへっこませ)裏板の付きを良くするようにします)

下台の裏板を打ち終えたら、下台の両角を丸くするために、とりあえず、のこぎりで角を切っていきます。

明日も全力で頑張ります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

オリジナル無料カタログ・プレゼント

桐の蔵の商品をいつでもどこでもゆっくりとご覧になりませんか?
桐たんすの違いや仕様まで、わかりやすく細かく説明しています。

・桐たんす・桐チェスト 全74竿掲載
・A4版 全95ページのボリューム
・豊富な写真と細かな説明でわかりやすい

お申し込み後、1週間ほどでお届けいたします。
ぜひ、あなた様の桐たんす選びにご活用して下さい。


無料カタログ請求