桐たんすの組み立て 東京都K様の和たんすを作る5

東京都K様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、先週は、台輪の制作までをお伝えしましたが今日はその続きです。

本体が完成しましたら、引き出し周りに入ります。引出しの木取り(材料)を出してもらい、長さ切りでそれぞれの材料を各々の長さに切り分けます。

引出し周り、衣装盆の材料。

引き出し周りの材料を切ったら、それぞれをカンナで仕上げていきます。これは、引出しのホテ板(側板)を仕上げています。

衣装盆の底板をカンナで仕上げていきます。

引出しのホテ板を見比べて、木目の良い方を引出しの内側に持っていきます。

引出しのカガミ板(前板)を仕込んでいます。(仕込むとは、引出が入る部分に引出しのカガミ板(前板)を当て、引出がぴったりと入るように前板を隙間なく合わせることを仕込むと言います)

手で光を遮り、隙間がなく仕込まれているかを確認しています。

木口カンナで引出しの木口を削り、少しずつ引出しを仕込んでいきます。削っては合わせて見て、また削っては合わせるを何度も繰り返して、引出しを仕込んでいきます。

今日は4分板の地板、衣装箱のフタ等を切りました。切った板が溜まって来ましたので、そろそろホットプレスです。明日も全力で頑張ります。

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