桐たんすの組み立て 神奈川県K様の和たんすを作る6

神奈川県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが今回が最後です。

昨日は、小引き出しの底板を木釘で打ち、カンナで仕上げてペーパーをかけた所までをお伝えしましたが、今日のその続きです。

完成した本体(立側)に引出が入り、小引き出しも入りました。

丸盆をまとめてハタガネで締め、丸盆のホテ板をカンナで仕上げていきます。

ハタガネを締めたまま当て板の上に横にして、丸盆のカガミ板と先板をカンナで仕上げていきます。

観音開きの扉を仕込んでいきます。扉を上台の中に入れ、上下左右きちんと合わせていきます。扉の真ん中に「めしあわせ」を入れ、扉の仕込みを調整していきます。

カンナを擦り台に乗せながら、扉の側面を削っていきます。

そしてまたたんすに合わせていきます。合わせては削り、また合わせては削りを何度も繰り返して扉を仕込んでいきます。

そして最後に扉をカンナで仕上げて完成となります。この後、塗装、金具付け、調整、検品、梱包、お届けとなります。

今日も親方がやって来て「柾割」をやってくれました。83歳、まだまだやれそうです。

明日も全力で頑張ります。

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