桐たんすの組み立て 東京都H様の整理たんすを作る7

東京都H様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、先週は、カガミ板の蟻組を取るところまでをお伝えしましたが、今日は最後です。

蟻組を取った引き出しのカガミ板(前板)の、蟻組のところを玄能で木殺ししていきます。(蟻組が隙間なくぴっしっと付くように)

小引き出しの枠を固めていきます。カガミ板とホテ板は、蟻組で、先板は、ホゾ組で組んでいきます。

大きい引き出しの枠も組んでいきます。蟻組や、ホゾ組みの組みては、叩いて入れてから、打ち当てを当てながら叩いていきます。

ホテ板と先板のホゾ組みのところは、木釘も打っていきます。

小引き出しの枠を固めたら、定規を当てて、直角になっているか確認しています。

引き出しの枠を作ったら、底板を木釘で打っていきます。小引き出しの底板を木釘で打っていきます。

大引き出しの底板を木釘で打っていきます。

引き出しの底板を打ったら、先板からカンナで仕上げていきます。

引き出しの先板、底板を仕上げたら、ホテ板を削りながら、引き出しを入れていきます。

ここで、どこが当たっているのか?を確認しながら、出したり入れたりを繰り返しながら、少しずつ、引き出しを入れていきます。

当たっているところがあったら、引き出しを出して、当たっている場所(ホテ板の上)を削っていきます。

引き出しは、何度も入れたり出したりを確認しながら、どこが当たっているのか?引き出しなのか?、本体なのか?を確認しています。

引き出しが全部入ったら、引き出しの前をカンナで仕上げて完成です。

明日も全力で頑張ります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

オリジナル無料カタログ・プレゼント

桐の蔵の商品をいつでもどこでもゆっくりとご覧になりませんか?
桐たんすの違いや仕様まで、わかりやすく細かく説明しています。

・桐たんす・桐チェスト 全74竿掲載
・A4版 全95ページのボリューム
・豊富な写真と細かな説明でわかりやすい

お申し込み後、1週間ほどでお届けいたします。
ぜひ、あなた様の桐たんす選びにご活用して下さい。


無料カタログ請求