桐たんすの組み立て 埼玉県S様の和たんすを作る


新潟は昨日の夜から雨が降り始め、今日は時々、バケツを引っくり返したような激しい雨が降り続きました。この一週間、新潟は雨が続く予報ですが、九州地方の大雨で被害に遭われました方には、心よりお見舞い申し上げます。

今日からは、埼玉県のS様からご注文いただきました和たんすの製作をお伝えしていきます。


まずは一枚の図面を元に、この桐たんすを作っていきます。今回は、和たんすと整理たんすの2本セットでご注文をいただきました。


図面を元に木取り(部材)を出していきます。


そして図面と定規棒を元に、長さ切りでそれぞれの部材を、各々の長さに切り分けていきます。


その後は、それぞれの部材をカンナ掛けして、上台の地板に胴突きを入れて、立側に入る部分を欠いていきます。


上台の立側に裏板が入るところを昇降盤で切込みを入れ、地板が入る部分を、毛引きで取っていきます。


立側の前面の部分にも毛引きを入れていきます。

今日の私は、午前中は電話の対応に追われながら、扉の柾を削って貼り、午後からは引き出しの柾の傷を抜き、引き出しのカガミ板を作っていました。

雨の影響で、だいぶ涼しくなりました。明日も全力で頑張ります。

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