今日からは、京都市のT様からご注文いただきました小袖たんす(整理たんす)の制作をお伝えさせていただきます。
4月に京都市で行いました展示会に、近所にお住まいになっているT様から2度に渡り、ご来場いただき、小袖たんすをお求めいただきました。T様、ありがとうございます。
まずは木取りを出して、長さ切りでそれぞれの部材を各々の長さに切っていきます。
無垢の立側です。
この図面で小袖たんすを作っていきます。
長さ切りで切りそろえたら、それぞれの部材をカンナで仕上げていきます。
ホゾを取るため、ホゾの型で印を付けていきます。
立側にシラガキで引き出しの割付をしていきます。
立側に付けた棚板が入るシラガキの線です。
棚板に縦挽きノコを入れていきます。
小引き出しのところに入るツカに、忍鍵の穴をノミで彫っています。
棚板に忍鍵が入る溝を彫ります。
今日の私は、注文が入った柾を組みました。総盆という上から下まで観音開きのたんすの柾です。
明日も全力で頑張ります。