神奈川県のU様からご注文いただきました小袖たんすの制作も今回が最後です。昨日は、引出しを固めるところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。
引出しは枠を最初に固めていきます。
引出しの枠を固めたら、次は引出しの底板をハタガネで締めながら木釘で打っていきます。
底板を木釘で打ったら、順番にきれいに並べていきます。
そして先板から順にカンナで仕上げていきます。
底板を仕上げる時は、引出しを逆さにして、引出しの中に台を入れ、底板が直接当たるようにしながらカンナで仕上げていきます。
そしてホテ板を削りながら、引出しを入れていきます。
引出しの上面やホテ板を削りながら、たんす本体に入れて、どこが当たっているかを確認しながら、入れたは確認し、出しては削るを繰り返し行います。
引き出しの数だけ、この作業(動作)を繰り返し行い、かなり端折りますが、小袖たんすが完成します。
今日の私は、午前中は日曜日に東京へお届けする桐たんすの調整と梱包を。
午後からは裏板を組む仕事でした。
ここ数日、木取りが間に合わないくらいでバタバタしています。
明日も全力で頑張ります。