桐たんすの組み立て 東京都T様の和たんすを作る

今日からは新たに東京都T様からご注文いただきました和たんすの制作をお伝えしていきます。今回のお客様は、誰もが知っている巨大企業の社長の奥様からご注文をいただきました。T様、ありがとうございます。

今回の和たんすも、先回、お伝えした桐たんすと同じ胴丸の下三という形です。

まずはいつものように図面を出してもらい、それに従って木取り(部材)を出します。それを長さ切りで各々の長さ、幅、奥行きに切っていきます。

図面に従って、それぞれの部材を切り分けていきます。

その後、それぞれの部材をカンナ掛けしていきます。カンナ掛けが終わったら、立側(上台)の地板が入る場所を作っていきます。

立側の裏側をカンナで仕上げていきます。


裏板の内側になるところをカンナ掛けしています。


昇降盤で切込みを入れ、そこをノミで取っていきます。次に、棚板の立側に入る部分を作っていきます。

立側に入る部分を欠いて、棚板の総面の部分を作っていきます。そして、立側に入る部分を胴突きで切ります。

棚板の立側に入る部分を定規に当て、ノミできっちりと取っていきます。


棚板の前の部分を胴突きで切っていきます。


その後はタイコの面を面取りカンナで取っていき、タイコを作り準備をしていきます。

今日の私は、午前中は今日出荷する桐たんすの調整と梱包を、午後からはヘギ底(衣装盆の底板)を切っていました。
今日で88枚のヘギ底を切りましたが、明日も引き続きヘギ底を切っていきます。

ヘギ底(衣装盆の底板)を切っていきます。

明日も全力で頑張ります。

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