今日は、午前中はご近所の田上町へ再生桐たんすのお届けでした。数ヶ月前にご依頼の電話をいただき、お引取りに伺った際に、普通の観音開きの和たんすを、衣装盆の入る場所を取って、洋服を掛けられるようにして欲しいとの要望でした。
洋服たんすは、奥行きが普通のたんすよりも深く、ハンガーをそのまま掛けれるように鳴っているのですが、和たんすは洋服たんすのように奥行きが深くなく、ハンガーを掛けるには、ハンガーが横になってかかってしまい、数も多く掛けれないのです。
こげ茶色で仕上げたたんす。観音開きの中は、衣装盆を取って、パイプを吊り、洋服が掛けられるように改造しました。
その旨をご了解いただいた上で、和たんすの観音開きの中を衣装盆が入る部分を取って、ハンガーが掛かるパイプを付けて、洋服たんすに改造しました。仕上げは、全体を焦げ茶のオイルで仕上げ、引出しのみ透明なクリアオイルのツートンカラーで仕上げました。
仕上がった桐たんすを見て、「これもありだな」と思う、結構、いい仕上がり。今後は、こんな感じのカラーリングも良いと思いました。
8分板を入れます。
そして午後からは、天気予報では明日は天気が崩れるとの予報でしたので、先日、板入れが出来なくて気になっていた8分板(24mm厚)の板入れを行いました。
トラックに積み込むと結構な数でした。
職人さん達はバタバタと忙しそうでしたので、板入れは私一人でやることに。まぁ、大した板数でもないし、時間も1時間もあれば終わるだろうと思っていましたが、一人って、なかなか進まないんですよね。
でも、雪が降る前に、8分板を倉庫に入れて良かったです。これで、春まで安心です。