家族経営。

   雪。  またまた降ってきました。

週の始め月曜日ですが、関東地方は大雪警報が出て、高速道路も
通行止めなど、各地で大変みたいです。

都会では、少しの雪でも大変な被害が出てしまいます。
どうぞ、安全に過ごして下さい。

今日、仕事中、「桐の蔵は家族経営だな」と、ふと、思いました。

今日の私は、「棚板」という部材を制作し、その後ろで、奥様が
ホットプレスという「桐板」の歪みや反りを取るための作業を行い、
弟は、古い桐たんすの修理に励んでいました。

そして3人の職人さんたちは、塗装、組み立てと、それぞれの仕事に専念して
くれています。
半分は引退した親方を除き、私、奥様、弟の3人と、職人さん達3人を合わせて
6人の小さな工場。

中小零細なんて規模ではなく、それよりも小さな家族経営。

昭和22年に創業して、1999年に社名を桑原たんす店から、「桐の蔵」に変えて
からもずっと、このような人数の家族経営。

3人の職人さん達も、もう何十年も一緒に働いてもらっている家族のような存在。
誰が抜けても、成り立たないくらいの人たちです。

良い時は分け合い、厳しい時は励まし合う。
そして何かあった時の判断も、瞬時に変えることが出来る、小回りの良さが特徴です。

目指すところは、大きい小さいではなく、桐の蔵らしく行きたいと思います。
いつまでも家族経営で。

今日も一日、ありがとうございました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る