板干し、終わりました。

   晴れ。  今日も暖かな一日でした。

週末の3連休は、桐たんすのお届けと、次男たくみのサッカーの
送迎、そして5日の一日だけ、新潟県高校サッカー選手権準決勝を
奥様とたくみの三人で、見に行ってきました。

どの試合もレベルが高く、久しぶりにいい試合をい見ることが出来ました。
たくみの応援している高校は負けてしまいましたが、それもサッカー。
決勝戦は、今週日曜日。全国に向けて頑張れ高校生!

そして先月仕入れてきた、新潟県津南町産の桐丸太、41本の製材が
終わりましたと連絡が入り、昨日から桐の蔵へ運んでいただきました。

天気予報は明日から雨。
今日終わらせたい!との事で、今日は朝から職人さん全員で、
製材が終わった桐板の板干しを行いました。

今回の桐丸太は、太く大きい木が多く、干すのも一苦労でしたが、
製材も大変だったろうなと、思います。

桐の蔵は、工場にある「板干し場」と呼ぶ、広い場所に、
製材された板、一枚一枚を手で干していくのです。
板の枚数は数えた事はありませんが、数百枚はあると思います。
多分、こんな作業をしている産地は、加茂だけではないでしょうか。

でも、この作業が桐たんすづくりの命なのです。
板干しが終わると、ホッとします。
農家さんが、田植えを終えた時のような感じでしょうか。

さぁ、これから雨にあて、雪にあて、風にあて、陽にあてながら
約一年間、このままの状態で、渋を抜き、天然乾燥させていきます。

今年の板も、いい板でした。
これを使うのは、まだ先ですが、じっくりと待ちたいと思います。

今日はかなり疲れましたが、いい一日でした。
今日も、ありがとうございました。

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