木はずみ、やってきました。

   雨。  意外にも暖かな雨でした。

昨日の冷たい雨から比べれば、今日は意外にも気温が上がり
暖かな雨の一日でした。

今月初めに、津南町で仕入れてきた桐丸太が、地元の製材所に
届いたとの、連絡が入りました。

来週は、台風の影響で大雨。
週間天気予報も、雨マークが並び、外での作業の「木はずみ」が
出来なさそうな感じでしたので、小雨の合間を縫って、
午後から、親方と製材所に「木はずみ」に行ってきました。

「木はずみ」とは、桐の丸太を、何cmで製材するか、
曲がっていたらどこから切るか、など、桐丸太の状態を見て
製材する厚みを決める作業です。

今回は、とても大きくて太い丸太が多く、この木をどう使おうか
かなり悩みましたが、親方と相談して、何とか、太く大きい
桐丸太の木はずみを終えることが出来ました。

これから41本の桐丸太は、各々の厚みに製材されるのですが、
大きくて太いので、大変!って、製材所の職人さんが言っていました。

数週間後には、それぞれの厚みに製材された板は、工場に
届けられ、私達、職人の手で、一枚一枚、手で干していくのです。

この作業は、寒くならないうちに、行いたいです。

とりあえず、この板干しの作業が終わると、ホッと一息という
感じです。例えて言えば、田植えが終わった農家さんみたいな心境です。

逆に言えば、この作業は、本当に大変ということです。

でも、毎年のことながら、何十年も板入れ、板干しをずーーと繰り返して
行ってきましたし、大変なのは百も承知。
この作業がなければ、良い桐たんすは作れないのですから。

さて、先週は展示会でしたので、明日からはやっとお休み。
少し、ゆっくり休みたいと思います。
今週も、一週間、ありがとうございました!。

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