近江商人と三方よし。

    曇り、のち、雨。   夕方はすごい雨でした。

この週末は、滋賀県大津市に行って来ました。
その時に、近江商人の話を聞く機会があった。

「近江商人」という言葉は、以前から聞いていたし、
何となく知っていた。
そして、近江商人の理念でもある、「三方よし」の
精神も、先日、ある講演会で講師の方から聞いていたので、
グットタイミングの話だった。

三方よしとは、「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」の精神で
商いを行うという理念だ。

これ、本当に素晴らしいと思う。
いつぞの時代の、経営者ばかりが儲かればいい!と言うのではなく
「売り手」、「買い手」、そして、「世間」の三者が良くなるような
商いをやろう!!という考え方は、昔から日本にはあったのだ。

これって、ホント、日本人の感覚だと思う。
大きな声では言えないが、絶対に、他の国の方には、
こんな感覚ってないのだろうと思う。

当然ながら、この三方よしの精神で、桐の蔵も
商いを続けていきたいと思う。

先日、地元で、急成長している社長さんの講演を聴く機会が
あった。
それも、同じ業界(家具小売業)の方であった。

その講演会を聞き、私自身も記する所あって、ここ数日は、
悶々とした日々が続いている。

私自身、今年、40歳。
「四十にして迷わず」だ。
だから迷わないように、自身の「理念」が必要になるのだろう。

すぐには出来ないのは分かっている。
日々の行いから、自分自身が行きたい方向を見据え、
計画と戦略に落とし込んでいく。

ある程度、目標は出来てきた。
あとは、絶対出来ると、思い、言い聞かせ
やっていくしかない。

「三方よし」の精神で。
迷わずに行くしかない。

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