やっぱり関西は好きです。

     雨のち曇り。   雨が降ると肌寒いです。

思い起こせば、今から20年も前になってしまう。
高校を卒業した私は、初代の創業者「桑原松太郎」さんの
遺言もあり、親戚の伝手を頼って、和歌山県の桐たんす
メーカーに就職(正確には修行)した。

修行にしては、2年間と言う短い間だったが、
今、思い返すと、私としては、仕事に没頭できた貴重な期間だった。

その関西での修行の時期がご縁の始まりなのか、
桐の蔵のお客様は、関西に住む方々とのご縁が多い。

実は、明日も、兵庫県まで桐たんすのお届けに、
弟と二人で行ってくる。
出発は、朝5時。
起床は、当然、4時半だ。
久しぶりに、気合の入る桐たんすのお届けです。

また、それも、お嫁入り道具としての桐たんすなので、
粗相は出来ない。
ご自宅にお届けするまでは、緊張が続きます。

このお客様とのご縁も、本当にすごかった。
今年の4月に京都で行った展示会で頂いた、ご縁なのだが、
実は、お客様(H様)は、別の用事で、会場にお越しになっていた。

用事を済ませ、桐たんすの展示会を行っていると言う事で、
御嬢様と、お母様の二人で、展示会場にお越しいただいたのだった。

私が担当し、話をさせていただいた。
その時は、お買い上げいただけるとは思いも寄らなかった。
お見積もりを書かせていただき、後日、お返事を頂くといった
感じだった。

その後、お見積もりをさせていただいた桐たんすをお求めいただき、
また、その他にも、追加で、和たんすもお求めいただいた。

本当に、人と人とのご縁って分からないものです。
だから、出会いは大切にしなければならないと、
つくづく感じた展示会でした。

私たちの展示会での出会いは、大切な人生の節目に
関わらせていただく、ありがたい仕事です。

この頂いたご縁を、ずーーーと大切にしながら、
この先も、お付き合いをさせていただきたいと思います。

私は、関西と水が合うのかもしれません。
でも、関東に方とも会うのですが・・・。

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