2008年 2月 の投稿一覧

ご苦労様と言いたい・・・。

    曇りのち、晴れ。   久しぶりに暖かかった。

実は、今日、29年間使ってきた機械と別れを告げた。
木工機械で29年間という年月は、結構、早い。

それ程、木工機械は長持ちする。
でも、数年前、工場に落雷が落ち、その影響で、
この機械の調子が悪くなったのだ。

その後、だましだまし使ってきたのだが、板の送りが
スムーズではなくなった。
機械屋さんに見てもらったのだが、「新しいのに・・・」との
事もあり、中古ですが、今日、新たな機械がやって来た。

桐たんす工場にある機械は、基本的には最低限の機械ばかりだ。
ほとんどは、手作業だから、機械に頼る部分は、大まかに切る、
大まかに削るなどの、大まか系の機械がほとんだ。
でも、その機械がなくては、効率という面では大変に劣ってしまう。

今日、新たに来た中古の機械は、早くも存在感を放っていた。
機械屋さんの説明を聞いたが、使いこなしていけば、かなり便利な
機械だと思う。

ある部分は、デジタル表示だったりして、桐の蔵はじめての
デジタル機械だったりする。

今日は、正直言って、別注の洋服たんすの仕上げで、新たな機械
どころではなかったのだが、それでも、機械屋さんの説明を聞かねば
と、あっちに行ったり、こっちに来たりで、ホント、忙しかった。

今日は、ほとんど使っていないが、これから、徐々に使っていくことに
嫌でも、なるのだから・・・。

木工機械の寿命にしては、短かった機械には、ご苦労様と言いたい。
今まで、ありがとうございました。

そして、仕上げの工程へ・・・。

   雪。   今日は寒かった、ホントに・・・!

先日、ここで書かせていただいた別注の洋服たんすが
完成した。
早速、昨日、仕上げ工程の前の段取りを済ませ、今日からの
仕上げ工程に入った。

でも、何せ、大きい!!!
だから、ホント、慎重にだ。

大げさではなく、仕上げ工程の一つひとつに緊張が走る。
だから、緊張で、腕が吊るくらいだ。

そう例えると、アスリートが本番を前にして緊張するのに似ている。
そして、実際に本番の試合が始り、全力投球する。といった
感じかもしれない。

お客様からのご注文の桐たんすは、どれもそうだが、
無事に納まって当たり前だ。

製作から、仕上げを得て、トラックでのお届け。
そして、無事にお客様のご自宅に納まって、めでたし目でたしなのだ。

だから、そうなるまでは息が抜けない。
明日は、仕上げ工程の山場だ。

どうか無事に、完成しますように。
今から、気合を入れて頑張ります。