クモの巣との戦い・・・。

   晴れ。    この時期でも暑いって・・・?

毎年、蒸し暑くなる頃、決まって工場にクモの巣が出てくる。
仕事をする現場なら許されるのだが、お客様をお迎えする
ショールームにクモの巣が張られると、ホントに困ってしまう。

で、その時期からは、ホウキを長い棒に結び、高いところでも
届くようにと作り、見つけてはその長いホウキでクモの巣を退治していた。

昨日は、一年前とその前から、板干し場と呼ぶ場所にずーーーと
干してあった桐板を、倉庫に入れる「板入れ」と、新たに丸太で仕入れ、
製材所で製材してもらった、新しい桐板を干す、「板干し」の作業を
行った。

いつもなら、その作業をしてもらう方に、お願いするのだが、
今回は、職人さん全員でその作業にあたる。

朝から、晩まで丸一日かかって、何とか、板入れと、板干しの
両方の作業を何とか終えた。

私にとっての外仕事の天敵は、大きなクモの巣と、隠れて巣食っている
蜂の巣。

外にあるクモの巣のクモは、信じられないくらい大きいし、
その糸は、すさまじく太く、強い。

これが、体にまとわりついて、帰宅後、嫁さんに言われるまで、
背中にあったらしい。

今日は、久しぶりの外仕事の後なので、体の至るところが
痛い。
一日、外仕事をしただけなのに、顔は真っ黒。
まだまだ、日差しが強い。

でも、この「板干し」と「板入れ」の外仕事が、桐たんす屋の
基本中の基本の仕事だ。

体は疲れるけど、やり遂げた達成感はある。
これから、まだまだ、第二段、第三段と待っている。

雪が降る前に、終わりたいと思うのですが・・・。

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