工場は遊び場。

   晴れ。  暖かい。
一昨日から、嫁さんにも工場で手伝ってもらっている事を
ここでも書かせてもらったが、嫁さんが来るって事は、
4月から保育園に入園する次男の「たっくん」も一緒に
当然ながら来る。
いつも「来たよーーーー!!」って元気にやってくる。
それでも、今日は、すこぶる機嫌が良かったらしい。
晴れているから、広い工場内で走りまくり、職人さんに愛想を振り撒き、
突然、来られたお客様にも、抜群の笑顔で挨拶していた。
さすがである。
でも、工場内は、危険がいっぱい。
のこぎりの機械が回り、鋭利な刃物がいっぱいだ。
だから、そこは、ホント神経を使う。
正直、微笑んではいられないのだ。
おじいちゃんである、親方は、たっくんが来ると、すぐに
機械の電源を切り、機械を止める。
それ位、敏感にならないと、取り返しがつかないことになるから。
でも、本人は、そんなことはおかまえ無しに走る回る。
一番の微笑みは、台車に乗って、一人でウルトラマンごっこを
していた。
彼、結構、一人遊びが得意です。
私も、小さな頃は、工場が遊び場だった。
今思うと、それも、危険だったんだと思う。
でも、たんす屋に生まれた宿命。
この子も、こんな想い出を背負って、成長していくのだろう・・・。

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