ほぞ引きと胴付鋸(ノコ)。

    雨のち、雪。     今日もとっても寒い!!!

いつも私が使っているノコギリ。
たんす業界では、ノコギリなんて言わない。
胴付(どうずき)っていう。

これが、目(ノコの刃)が飛んで、使い物にならなくなってきた。
そこで、職人・小池さんに相談したところ、小池さん御用達の
ノコを紹介してくれた。

それは、なんと!!替え刃式の胴付だった。
いつもの金物屋さんがやってきたのが今日。
そして、小池さんが頼んでおいてくれた、胴付を
試しに使ってみた。

軽い切れ味。
黙っていても、切れていく感覚。
これ、すごい!!

当然ながら、頂戴した。
そして、ほぞ引き(縦引き、木目を縦に切るのこ)も
思わず試したら、これもすごい!!
黙っていても、真っ直ぐに切れていく感覚。

今までのノコよりも数段使いやすかった。
替え刃式なんてバカに出来ない。

すぐに、ほぞ引き(縦引き)と、胴付き(横引き)を購入し、
早速、使う。
新しいだけあって、いい切れ味だ。
新人君にも使わせてみたら、「これ、マジ、切れます」だって。

職人の技を支えているのは、まぎれもなくその「道具」達。
道具が悪かったら、その技術の半分も発揮されないだろう。
最高の道具と、最高の技術で、最高の桐たんすが作られるのである。

追伸 
    今週末の、土、日は仙台での展示会です。
    どうぞ、お時間を作って、仙台市の展示会場
    青年文化センターにお出かけ下さい。
    お待ちしています。

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