早くもストーブ点火です。

  雨。    朝方の雷で寝不足です。

昨日から今日にかけて、大気が不安定なのか、
雨が降り続いている。
今朝は、雷と雨で、子ども達が怖がらないか心配で
寝不足。

でも、工場に行けば、蒸し暑い。
こんな天候が一番難しい・・・。
私の仕事は。

今、私がやっている仕事は、最後の仕上。
それは塗装と、金具付けの最後の部分だ。

桐たんすの塗装は、との粉塗装と言って、
粘土質のとの粉を、水と染料を混ぜて、それを刷毛で塗っていくという
結構、シンプルな塗装だ。

水性塗装だから、塗った後の乾燥は、温度と風に任せる。
でも、雨と湿気がたっぷりの今日のような天気は、全くと言って
良いが、乾かない。

そこで、ストーブである。
桐の蔵の工房の塗装場は、いつも使えるようにストーブが
スタンバイしている。
真夏でも、気温が低いな?と感じたときは、躊躇無しに
ストーブをつける。
これが、塗装職人だ。

今年の夏は、猛暑が続いたので、ストーブの出番はなかったが、
今日、どうしても乾かないし、いい色が出ないな?って思ったので、
ストーブを点火した。

やはりこの時期にストーブは暑いけれど、
お客様の桐たんすの色のほうが心配だ。
ストーブをつけると、湿気はなくなり、その分、からっとした色に
仕上がるのだ。(抽象的な表現ですが・・)

天気予報を見ると、これからはもう、そんなに気温は上がらないみたい。
これからは、毎日、早くもストーブの季節かもしれない。

季節の移り変わりは、早いものです。

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