2023年 10月 の投稿一覧

長野県K様の和たんすを制作する17

長野県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、本体上台を逆さにし、下台を乗せ、乗せた下台をずらしながら、重ね板をカンナで削って、平らに重なるようにしていきます。

下台の重ね板に、重ねのサンを木釘で打って止めていきます。

本体を重ねて横にし、長ハタガネで締めて固定して立側をカンナで一気に仕上げていきます。

立側を仕上げたら、本体を重ねたまま仰向けにし、大丸の面を面取りカンナで取っていきます。

本体上台の四方の丸をノミで削りながら作っていきます。

昨日まで、地元加茂市で加茂箪笥協同組合主催の「桐箪笥まつり」に参加しておりました。

「桐カンナかけ大会」や「桐たんす屋巡り」も行われ、業界活性化に繋げていきたいと思っております。

 長野県K様の和たんすを制作する16

長野県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、下台の重ね板に定規を当てながら、カンナで平らに仕上げていきます。

下台の重ね板を長台のカンナで仕上げていきます。

上台と下台を重ねて逆さにし、たんすの前面をカンナで削って平らにしていきます。

本体を逆さにして重ねたまま、上台と下台が隙間なくきっちりと重なるかを見ています。

色々な角度から、上台と下台の重なりを見ていきます。

雨が上がりました。久しぶりの日差しですね。

 長野県K様の和たんすを制作する15

長野県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、本体の四方の丸をノミで削って作っています。

下台の足をシャコ万とハタガネで締めて固定します。

台輪の制作に入ります。

本体上台の四方丸をカンナで作っています。

上台を逆さにし、地板を長台(台の長いカンナ)で削っていきます。

週末の三連休は、昨年亡くなった父の一周忌法要でした。遠方からのご親戚、子供達、そしてお孫ちゃん。久しぶりに賑やかな二日間を過ごすことが出来ました。天国で父も喜んでいると思います。

いつまでも見守って下さいね。

長野県K様の和たんすを制作する14

長野県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、下台の本体を固め、大丸の面を少し取ってみます。

上台の裏板を木釘で打つために、長ハタガネで締めながら、ドリルを揉んでいきます。

ドリルで揉んだ後に、木釘を入れていきます。

下台と台輪を繋ぐ「足」と言う部分を作ります。

下台の両端の丸の部分をノミで作っていきます。

ここ数日、朝はヒーターを付けるようになりました。夏だった数日前から、いきなり秋が深まった感じ。気候が一足飛びです。

長野県K様の和たんすを制作する13

長野県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、下台の地板のホゾと立側のホゾを組み入れ、打ち当てを当てて、叩いてホゾを入れていきます。

きちんとホゾが入っているかを見て確認しています。

ホゾの間に木釘を打ち、釘切ノコで木釘を切っていきます。

下台の裏板を木釘で打っています。木釘の配列が美しいです。

木釘を玄翁で打っていきます。

今日は時折激しい雨に。雨が降ると気温が下がりますね。

長野県K様の和たんすを制作する12

長野県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、下台の立側に棚板を入れます。

重ね板を乗せていきます。

ホゾとホゾの間に接着剤を塗っていきます。

立側のホゾと地板のホゾを叩いて組んでいきます。

ホゾとホゾを打ち当てで叩いて、入れ込んでいきます。

展示会から帰ってからは、精神的にも肉体的にもバタバタとせわしない日々が続いています。

うーん、どうしたものやら・・・。

長野県K様の和たんすを制作する11

長野県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、上台の地板を立側に乗せ、木釘を打って止めていきます。

下台の棚板の立側に入る部分を胴付きノコで作っています。

タイコ、中棚を本体の中に入れ込んで、シャコ万で締めて固定します。

下台の立側に棚板が入る溝を掘りました。

下台の棚板の立側に入る部分をノミで突いて作っています。

今日は秋晴れ。気持ちのいい天気です。

京都の展示会を終えて。

週末は、半年ぶりに京都での展示会の開催でした。

コロナの5類への移行を経て、今日との観光もほぼ普通に戻り、町は多くの外国人や観光の方々で賑わっていました。

そんな中、多くはありませんが「桐の蔵さんの桐たんすを見たい」とご来場いただくお客様。今回も、大阪、京都市内、そして驚いたことに、展示会史上、一番遠方から飛行機に乗ってお越しくださいましたお客様がいらっしゃいました。

それもご家族三人で。

余りにも遠方で私達がビックリします。ホント、有難い。その一言に尽きます。

各地で展示会を開催させて頂くと、このような出会いが多々あり、これが私達の財産です。

桐箪笥を購入いただけることもそうですが、それ以上に、人と人との出会い、繋がりが嬉しいのです。

今回も色々な出会いがありました。ご縁を頂きましたお客様、一人一人に感謝致します。

本当に、ありがとうございました!

(写真は、いつも京都の展示会中に早朝ランニングに出かける京都御苑)