2023年 7月 の投稿一覧

静岡県T様の着物たんすを制作する6

静岡県T様から御注文頂きました着物たんすの制作ですが、本体を固め、地板を乗せていきます。

ハタガネを締め、地板からドリルで穴を開け、木釘を打っていきます。

ハタガネで締めながら、木釘を打って止めていきます。

木釘を打っていきます。

衣装盆は入るサンを打った本体立側。

今日は午前中から雨。それも時々激しく降ります。この雨が干してある桐板にはいいのです。もうすぐ梅雨明け、災害のない程度に降って欲しいです。

  静岡県T様の着物たんすを制作する5

静岡県T様から御注文頂きました着物たんすの制作ですが、本体立側に衣装盆が入るサンを木釘で打って止めていきます。

本体立側のホゾを玄翁で叩いて木殺ししていきます。

衣装盆が入るサンを並べます。

サンを並べて、定規で合わせ鉛筆で印を付けていきます。

衣装盆の型を入れながら、サンを本体に木釘で打っていきます。

昨日の蒸し暑さにやられて、我が家でもクーラーを付けました。さすがに快適。これからはこれがないと寝れない日が続きますね。

静岡県T様の着物たんすを制作する4

静岡県T様から御注文頂きました着物たんすの制作ですが、衣装盆と盆の間のサンの寸法をミリ単位で計り、シラガキで印を付けます。

本体立側の上に盆の幅の木とサンの幅の木を置いてみます。

盆と盆の間のサンの面をカンナで取っていきます。

サンの前面の部分をカンナで斜めに取っていきます。

本体立側に盆と盆のサンを置いていきます。

ここ数日、新潟は梅雨らしい雨ですが、各地で被害に遭われました方々、お見舞い申し上げます。

梅雨も末期は大雨。新潟もこの一週間は雨の予報です。

  静岡県T様の着物たんすを制作する3

静岡県T様から御注文頂きました着物たんすの制作ですが、上板のホゾを取り、上板の留めを留め型を当てながらのみで取っていきます。

ホゾを取った上板、裏板が入る部分にノコ目を入れて行きます。

裏板が入る部分をノミで取っていきます。

地板の立側に入る部分を胴付きノコで切っていきます。

立側の地板が入る部分をノミでっていきます。

今日の気温は近所では37度とか。2階の作業場は、さすがにクーラーが始動。今年初です。

私は、体感的にはそんな感じはしませんでしたが、数字は正確ですから。明日は今日よりも10度低い予報。雨みたいです・・・。

静岡県T様の着物たんすを制作する2

静岡県T様から御注文頂きました着物たんすの制作ですが、本体立側をカンナで仕上げていきます。

裏板をカンナで仕上げます。

上板と立側のホゾを取り、上板のホゾの幅をケヒキで取ります。

縦側もホゾを取ります。今回は同じ着物たんすを5本、ご注文頂きました。

上板に裏板が入る溝を切り、上板と立側の交わる部分(留めを取る部分)にケヒキを入れます。

今日は、30度超えの予報。でも、風があって体感は比較的涼しいです。

  静岡県T様の着物たんすを制作する

今日からは静岡県にある着物屋さんから御注文を頂きました。お店で使う、反物を入れる用の桐たんすを設計事務所さんの設計でご注文を頂きました。

設計事務所さんからの図面を、改めて私仕様(桐の蔵仕様)に書き直します。それを使って制作を進めます。

今回はミリ単位の指定。外寸の大きさはある程度守ればいいのですが、内寸はミリ単位での指定です。

側板、上板、底板、裏板はムク板。材料は厳選されています。

長さ切りで部材を切り分けていきますが、ここでも切る前に、一応、メジャーを使って図ります。

何せ、ミリ単位の指定ですから・・・。

本体、上板をカンナで仕上げていきます。

本体、立側をカンナで仕上げていきます。

予報では、今日から気温が30度を超えて行く予報。でも、それに反して曇り。意外と過ごしやすい感じでした。

柾板を入れました。

昨年の夏に干した「柾板」を今日は取り入れました。

いつもの様に、数日前から天気予報を何度も見て、晴れの日を予想し、梅雨の晴れ間を狙って、今日、柾入れでした。

約一年干した柾板は、しっかりと渋も抜け、良い色に変わっていました。

職人全員で行い、一枚一枚職人の手によって取り入れられます。この手間がかかる作業が良い桐箪笥づくりの過程の一つなのです。

午後までかかると思っていましたが、さすがに慣れたもの。午前中で終了でした。

これで約一年分の柾板。

後は再来年分の柾板を仕入れに行って来ます。

今日の午前中はそんなに暑くもなく、外仕事をするにはまずまずの天気でした。

有難いですね。感謝です。

北海道I様の和たんすの制作する26

北海道I様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、大引き出しを本体に入れていきます。

上台の小さな観音開きの上の両端の丸をカンナで削って作り、ペーパー(紙やすり)で丸めていきます。

上台が観音開きなので、脚立に上がって扉を仕込みます。

最後に観音開きの扉をカンナで仕上げて完成になります。

この後は、塗装、金具付け、調整、点検、梱包してお届けになります。

梅雨真っただ中ですから、毎日がジメジメとしています。今年は梅雨らしくていいですね。外に干してある桐板の渋も良く抜けてとってもいいです。桐箪笥屋にとって、梅雨は重要ですから。